教職員研修スナップフォト

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先輩教員から学ぶ[3月5日(月)]
亀岡市立畑野小学校 清水  浩次 校長
亀岡市立詳徳中学校 海老原 睦 校長
  先生方に伝えたいこと ―教員生活を振り返ってー

 3月5日(月)、今年度で退職されるお二人の校長先生を招いて「先輩教員から学ぶ」講座を開催しました。海老原先生からは、数学の教師として学力に向き合い、テストや夏休みの宿題など、子どもに意欲を待たせながら工夫して取り組んだ実践をお話いただき、新しい学力観や授業のあり方が提示されるが評価基準を明確にして実践し、任された分掌で頑張ることで成長してほしいと期待を寄せられました。清水先生は、新採の時期に厳しくも温かい指導を受けた同僚の先生との出会いから始まり、多くの先生との出会いや同和教育を通した人との出会いの中で成長してきたことをお話いただきました。また、子どもとの文章のやりとりを通して、子ども理解を進めてきたことなど今も大事にしていることをお話いただきました。お二人の子どもたちへの限りない愛情に満ちた教員生活は、改めて教師としての生きがいややりがい、教師という仕事の素晴らしさを感じさせていただきました。

 

《受講者の感想》
◎ 人のつながり、そのつながりは心と心のつながりでありたい。今日のお話を聞かせていただいてそう感じました。採用から5年が経とうとしている中、学校は楽しい場所であってほしいと願っていましたが、授業や学力向上を意識することが多くなっています。今日のお話の中には、授業・学力の上に子どもたちを認める温かさを感じました。どうしても点数が出て結果は成績となって表れていしまうため、よくないと子どもは悲しい顔になりますし・・・。結果だけを求めてしまっていたところもありましたが、明日クラスの子どもたちの顔をもう一度ゆっくりとみたいと思いました。

◎ 中学校と小学校の両方の立場でお話を聞くことができました。海老原先生のお話から研究を通して自ら学んだこと、中学校卒業後の進路をイメージしつつ普段の授業のあり方や日々の子どもたちの指導のポイントについて、そして他の教員への関わり方を学ぶことができました。清水先生のお話からは、小学校の現場へきて1年経つ自分の立場を振り返りながら、子どもたちとの関わりかたを考え直すきっかけとなりました。子どもとの一つ一つの関わりがとても大きなものにつながっていることにも気づけました。

◎ お二人の校長先生の長い経験を聞かせていただいて、多くのことを考えることができました。海老原先生の話の中に、自らの授業やテストが現在の求められている学力を高めるものになっているのか、それがきちんと評価できているのかを振り返るよい機会になりました。生徒が主体的・対話的な学びに向かえるおもしろくわかる授業を実践したいと思います。清水先生は毎日児童と文章のやりとりをされていて、今の自分には真似できない実践だと思います。クラスの生徒との日々の関わりを積み重ねていくことがどれだけ大切か改めて考えることができました。特に「ほんものはつづく、つづけるとほんものになる。」という言葉はこれからの教師生活で心に留めておきたいと思います。




亀岡の生徒指導Ⅱ[3月2日(金)]
亀岡市教育委員会 須知 学 指導主事 
  平成29年度 生徒指導のまとめ

 3月2日(金)、各校の生徒指導担当者が集まり「亀岡の生徒指導Ⅱ」講座を開催しました。市教委須知指導主事から、今年度の生徒指導の状況と、来年度の取組の方向についてお話をいただきました。SNSについては広く社会問題にもなっていますが、亀岡市においても使用する子どもたちの生活習慣の乱れや家庭学習時間の減少となり、生徒指導や学力に影響を及ぼしており、いじめや不登校の問題にも直接間接に関係してきています。また、ギャングエイジと言われる小学校4年生の時期の過ごしかたが高学年や中学校での落ち着きや学習意欲と関係しているのではないかという指摘もありました。亀岡市の子どもたちの現状を踏まえて各校ではこれまでも取組を進めてきましたが、対応に苦慮しているのが現実です。今日の研修をもとに、今一度学校の現状を洗い直し、校内体制と小中連携を強めながら、来年度に向けた生徒指導の方針を準備する研修となりました。



《受講者の感想》
◎ 次年度に向けての指導のポイントとなる「SNSに関して」「組織的な生徒指導」「小中連携のポイントを4年生に置く」ことなど大変参考になった。本校においてもこの点で共通理解を図っていきたい。また、SNSの使用が府平均を超えていることが、学力状況とつながっていることについては、今後より掘り下げて前向きな対応をしていきたい。また学校警察連絡制度の改訂についても参考になった。小学校の問題行動の増加の背景のより深い分析と、それらを克服した先進的な実践があれば聞きたい。

◎ 本年度の亀岡市における問題事象の報告がありましたが、暴力事象の増加の中で、小学校での特定の児童による行為が多いということについて大変気になりました。暴力内容など重大化してきていることも、今後の指導に向けてどう手立てをしていくのか学校全体で考える必要がありと思いました。また、SNSによるトラブルの問題は大変深刻で、把握しきれない部分が非常に多いと感じています。解決していく手段が見いだせない難しいものだと思いますが、一つ一つの対応をきちんとやっていきたいと思います。

◎ 本校は発達課題のある児童の事象がここ数年間多い。昨年度から校内教育相談部に生徒指導主任も入り組織的に協議・検討をしてきた。その間、中学校のSC、花ノ木、巡回教育相談、丹波支援学校等とも連携をとり、その子の見方や対応を教職員で共有することで対象児童が次第に落ち着きつつある。来年度に向けて「組織的な生徒指導」とあるが、まさにその通りだ。SNSでのトラブルも増えてきている。保護者が子どもにスマホを与えるときの留意点や約束などできる限り啓発することが大切だと思った。

◎ 年度末のこの時期に、来年度初めに向けて今しておかなければならないことの確認等をしていただき本当によかったです。亀岡の生徒指導の件数が多く気にかかりますが、学年があがるにつれて規範意識が高まっていっているという調査結果に救われた思いがします。そのことを頭に置いて日々指導に当たりたいと思います。



小中学校教務主任研修[2月16日(金)]
亀岡市教育委員会 和田 純一 教育部次長兼総括指導主事
 
  教務主任に期待すること

 2月16日(金)、亀岡市小中学校教務主任会が開催されました。市教育委員会和田次長から、現在進めている学校規模適正化の取組や来年度から小学校が移行に入る新学習指導要領への対応、人材育成と働き方改革の3点について課題を明らかにしながら来年度に向けて具体的なお話をしていただきました。
 教務主任として情報の把握と分析を的確に行い、自校にどう活かすか、自校ではどう対応するかという観点を持って積極的に学校経営に参画し運営することの重要性を再確認することができました。教務主任の役割は大きく激務ですが、扇の要としての活躍に期待を寄せられました。



《受講者の感想》
◎ 教育委員会の取組を詳しく教えていただきましたので、今本校がやるべきことが整理できました。外国語や道徳については早めに準備して先生方や子どもたちがスムーズに学習に取り組め力をつけていけるようにしていきたいと思います。また、学力をつけるために1時間1時間を大切に授業を進め、しっかりとした広く深い学力が身につくようにしていきたい。そのために、それぞれの先生が意識して授業を進められるように声かけや研修を行っていきたいと思います。教務主任としてカリキュラムマネジメントをしっかりしてスムーズに教育活動が進んでいくようにしていきたいと思います。先生方の声をたくさん聞いてより良い学校経営がなされるように動いていきたいと思います。

◎ 亀岡市が現在取り組んでいることについて整理してお話いただき大変よく分かりました。学校だけを見るのではなく、市の動きにも目を向け学校経営に関わっていかなければならないと思いました。学校経営の5点の視点はすぐ目の前のことに追われ視野が狭くなりがちなので広い視野をもって子どもたちのためになること、先生方のためになること、地域のためになること、ともに歩んでいくこと等、立ち止まって見直すことが大事だと感じました。

◎ 教育の最新の動向について詳しく知ることができ大変よかった。特に、働き方改革のことでは、ノー残業デーや行事の精選など学校で取り組んで行かなければならないことがたくさんあると感じた。しかし、やらなければならないことも多く、目の前の仕事に追われ、ついつい時間が過ぎてしまうというのが現実である。先を見通して仕事の順位を考えて進めるとともに、学校全体を見渡し思い切って削減できるものは削減し、必要なことに時間を費やし子どもの学力向上のために頑張っていくべきだと思った。教務主任として「すきまに走る」という言葉はとても心にすっと入ってきた。

◎ 現在教育現場が抱えている問題は多岐にわたり、どれも早急に対応していかなければなりません。しかし、新学習指導要領の実施をはじめ、今まで通りにはいかず、しっかり先を見通して真剣に取り組んでいかなければならない。各校の教職員が同じ方向を向き、チームとして取り組んでいかなければならない。そのために教務主任としての役割を果たしていきたい。



生徒指導研究Ⅵ[2月15日(木)]
亀岡市教育委員会 須知 学  指導主事
亀岡市立東輝中学校 神先 宏彰 校長
亀岡市立亀岡小学校 白波瀬 和彦 校長
亀岡市立亀岡川東学園 川勝 哲也 校長
 
  講座のまとめ

 2月15日(木)、「生徒指導研究Ⅵ」講座を開催しました。最終回の今回は講座のまとめとして、講師の校長先生から子どもたちのために心血を注いで教育に取り組まれてきた貴重な実践を聞かせていただきました。「教育に何を求め、子どもたちのために何ができるか」「子どもたちのためにどれだけ真剣になれるか」ということを意識しながら日々子どもたちと関わってこられたことや、特別支援教育、同和教育、学力向上のために大事なこと、コミュニケーションの大切さなど今後の資質向上に大切なことをお話いただくとともに、ミドルリーダーとして成長してほしいと期待を寄せられました。



《受講者の感想》
◎ 生徒指導の講座で3人の校長先生から本当にたくさんのことを学びました。その中でも今後につなげていきたいと思ったことが3つあります。1つ目は教師間の連携です。本校では、事象が起こってから解決に至るまでの内容を知らないことがいくつかあります。それでは同じことを繰り返す可能性があり、子ども・保護者との関係も悪くなりかねないことから今後も大切にしていきたいと思いました。2つ目は、コミュニケーション能力を高めることです。子どもや周りの人たちだけでなく、自己を磨くことの大切さを学びました。3つ目は教師の任務についてです。子どもたち一人一人の幸せを考えな がら日々を過ごし、毎日を楽しんで生きていく姿を見せることも大切だと感じました。すべてを今の指導に使うことはできませんが、現代の形にアレンジして学んだことを実践していきたいです。

◎ 白波瀬先生、川勝先生、神先先生にお話いただき、大変実のなる時間となりました。どの先生からも「子どもたちのために何ができるか」というお話がありました。日々の忙しさの中に、子どもたちと関わる機会や時間を持つことが少ないように感じました。先生方が過ごした時代の生徒と今の生徒では見える部分では大きく変わったかも知れません。しかし、生徒の根底にある「大切にされたい」「認められたい」「より良く成長したい」といったことは今も変わらずあるはずです。その根底にある気持ちを大事にした生徒との関わりを積極的にしていきたいと思いました。先日進路学習をしました。人間としての最終の方向性は「人としていかに幸せに生きられるか」です。中学生という人 として成長できる貴重な時期に関わる一人の大人・教師として責任を持ち、日々子どもたちに向かっていきたいと思います。

◎ 今回は3人の校長先生から生徒指導において大切にすべきことを学ばせていただきました。改めて子ども理解、個々の児童との関わり、子どもの将来を見据えて何ができるかを考えることが大切だと感じました。また、小中学校の違いもたくさんあり、そのギャップを感じることができたのもこの講座での学びであると思います。自分が教師として大切にしていきたいことは何かをよく考えて、発達段階による子どもの変化を捉えながら子どもたちに発信していきたいです。この講座に来させていただいたことで先生方の情熱に触れ、そのことが自分自身の情熱をさらに高めるパワーとなりました。



亀岡の学力向上Ⅲ[2月13日(火)]
亀岡市教育委員会 藤田 光宣 指導主事

京都府南丹教育局 橋本 浩三 指導主事 
  学力診断テストの結果・分析・授業改善

 2月13日(火)、「亀岡の学力向上Ⅲ」を開催しました。藤田指導主事からは、中2学力診断テスト結果についての概要と課題提起がありました。基礎学力のベースとなる国語の「書くこと」への指導が重要であることや小学校低学年からの学力充実が欠かせないこと、1時限の時間を守り質を上げることなどが指摘されました。橋本指導主事からは、教師が教材を深く読み込むことで要点や他との関係性を捉えて授業の深化を図ることや、焦点化した発問により深い思考を引き出すことなど、学力診断テストの結果を絡めながら授業改善のポイントを例をあげながらお話いただきました。学力の課題を小学校中学校が一層連携して義務教育9年間を見越した学力の充実を図ることが大切です。

 

《受講者の感想》
◎ 亀岡市の中2のテスト結果について説明を受け、小学校の課題に通じるものが大きくあると強く感じた。小学校の低学年の課題の解消は、ずっと縮まらない実感はこれまでから持っていた。授業時間にめあてを大切に教え切るところからまず始めていきたいと思う。教え合いによる学びが学力を定着することについても実際に子どもたちの声からも聞こえるので、今後子ども同士のつながりの中で学び合うような授業に変えていくよう取り組んでいきたい。今と同じことをやっていては、結果は変わらないので一歩を踏み出していきたい。

◎ 本校児童は近年落ち着いており、前向きに頑張る児童です。授業に対しても熱心に取り組んで意欲的です。それなのに学力がなかなか着かないことが悩みです。どの先生も授業に懸命に取り組んでいるのになぜか、と悩んでいます。若手の先生も増えている中、授業力をあげる取組を考え工夫していかなければならないと思います。「1時間の授業を大切にすること」「授業改善を教職員全体で考えること」「教師自身がしっかりめあてをもって授業に取り組むこと」などを進めていきたいです。

◎ 1時間の質を高めることの重要性について学ぶことができました。大量採用の時代、現場は若手教員が多く目の前の仕事で精一杯という現状も多く見られます。若手教員育成への意識向上や教材研究で質を高めていくことなど、この講座に出席したものが校内で学力向上に取り組んでいくことが大切です。

◎ 中2の学力テスト分析結果を聞いて、「書く」ことの弱さが国英で顕著であることは本校の生徒実態から見ても当然の結果である。と思いました。自分の授業展開を振り返ると「書く」活動にかける時間が相対的に少なく、これへの指導改善が自身の課題だと思います。また、各教科における深い学びにつながる発問の仕方や視点の持ち方も教えていただき、小中学校とも今後授業改善に向けてのポイント、柱になることであると実感しました。学校として学力向上について徹底的に考え、小中の連携の中、9年間を見越した指導法を構築していくことが今求められていると思います。


 中堅教員研修Ⅱ[2月6日(火)]
亀岡市教育委員会 和田 純一 教育部次長兼総括指導主事
 
  中堅教員に期待すること

 2月6日(火)、「中堅教員研修Ⅱ」講座を開催し和田次長から「中堅教員に期待すること」と題して講演をいただきました。国の動向と亀岡市の教育の現状から、「学校規模適正化」「新学習指導要領」「人材育成」の3点に絞って具体的にお話いただき、中堅教員として幅広い視野で学校の教育活動を推進してくれることに期待を寄せられました。受講された先生方は様々な問題に関心を持ち中堅教員としての資質向上を図る必要性を感じ、学校運営への参画意識を高める意欲的な研修となりました。




《受講者の感想》
◎ 目の前の子どもたちに向き合うことはもちろん、亀岡の実態を知った上で学校全体のことを見ながら動けるようになれたらと感じました。私自身中堅教員と言えるほど学校の中核を担ってはいないので話の中にもあったように、もっと勉強させてもらって少しでも広い視野をもって動けたらと思います。新指に向けて少しでも見通しが持ててよかったです。その中で、学校の特色が出せるように考えていきたいです。

◎ 今日の学校を取り巻く動きについてたくさんお話を聞くことができました。学校規模の話の中に、小中の連携の大切さがありましたが、子どもたちのことを考え、より良い教育になるように小中学校のつながりは大事だと思います。人材育成については、今の勤務校を見ても、自分より若い先生が半分を占めています。私が経験してきたことはまだまだ少ないですが、若い先生の相談に乗ったりアドバイスをしたりしていきたいと思います。また、学校の中で自分にできることは何か考え、「これなら私が」といえることを身に付けたり先輩の先生から学んでいきたいと思います。

◎ 亀岡市の学校規模適正化についての話はとても分かりやすく、小中連携することについても理解できました。しかし、生徒や親の立場になるととても難しい問題であることがよく分かります。また、学習指導要領においては、小学校での英語は小学校の先生方にとっては大変だと思うので、中学校からサポートしていくことも大切だなと感じました。魅力的な学校づくりをするためにも、学校の特色を生かした取組を進めていきたいと思いました。とても分かりやすい講義でした。

◎ すぐに自分の学校に帰りたくなりました。「自分の職場をもう一度見つめ直してみたい」「何が特色なのか?」「より良くするためには?」「私にできることは?」今日のお話を聞きハッと気づかされました。狭いところしか見ていない自分を『それでいいのか』と思っていました。もっと広く、丁寧に誠実に仕事をしていきたいと思います。亀岡の教育の実情、自分の学校実情、そして実践力、たくさん学んでいきたいと思います。

◎ この研修を通して、亀岡市が抱える問題や今日の教育問題、これからの展望などを具体的に知ることができました。幅広い視野を持ち、学校全体を見渡していくことが必要だと感じました。自分の特性を組織の一員としてどう活かすか、そして、自己研鑽をして積み上げていきたいと思います。別院ブロックでは、児童の減少が大きな課題となっているため、地域の学校としての役割をしっかりと考えていきたいと思っています。



亀岡のセーフコミュニティ講座[2月2日(金)]
亀岡市立曽我部小学校 中舎 ゆう子 教諭 
  インターナショナルセーフスクール(ISS)の取組

 2月2日(金)、「亀岡のセーフコミュニティ」講座を開催し、曽我部小学校が進めているインターナショナルセーフスクール(ISS)の取組を中舎先生に報告していただきました。報告では、自分の安全目標を決めて行動し、けがを減少させてきたセーフキッズの取組や、子ども一人一人の判断力を育成する避難訓練などの取組を通して、子どもたちの考え方や行動が変化してきたことなど、安心安全な学校づくりの成果と課題について話をしていただきました。各学校での健康安全の取組を見直したり考えたりするきっかけとなる研修となりました。



《受講者の感想》
◎ 学校で学んだことや体験を家で話をしたり、一緒に考えることで学びを振り返り積み重ねると思います。それが学級以外の場所で発生をしたり、動かなくてはならないときに自分の身や他者とのことを考えることができるのか?と思ったとき、何度も繰り返し学ぶことのできる場を設定することが大切だと思いました。何より自身のことを大事にできることも大切でしょうし、他人ともコミュニケーションできることも大切でしょうが、すべてはできないと思います。パニックになる子、固まってしまう子、音に敏感な子等、様々な子がいることを考えて指導に当たらなくてはならないと思いました。すべてが安全な環境であることは難しいですが、命を守るための行動・判断が安全であるための知識につながると思いました。

◎ 小学校の災害時の訓練方法を学ばせていただき勉強になりました。保育所では月に1~2回の避難訓練を実施しており、いろんな想定で安全面を考えて行っていましたが、小学校の子どもたちが自分で考え自分の安全確保のために主体的に取り組む訓練を取り入れていることを知り、就学前保育の中でも取り入れていけるのではないかと感じました。常に職員同士が子どもたちの安心安全について話し合い意識しながら学習や保育を進めていくことが大切であると思いました。

◎ 保育所でもISSの取組や避難訓練は行っていますが、本当に大きな地震が起こった時にどのように動けるのかなどもっと具体的なシミュレーションが必要だと思いました。様々なデータや経験などから安心安全に行動できるように振り返りも必要だと思いました。保育所での学びを小学校へも引き継ぎ、安心安全に過ごせるように今後も体づくりや安全集会などを行っていこうと思いました。

◎ 曽我部小学校の取組を見せていただいてとても参考になりました。本校も避難訓練は行っていますが、想定どおりの動きをつくれるかと思うと正直自信はないです。やはり、普段からの意識の持たせようが大切だと思いますので、生徒だけでなく教師も普段からの意識が高められるよう取り組んでいきたいと思います。



理科講座[1月31(水)]
 京都教育大学 谷口 和成 教授 
  理科の見方・考え方を養い、働かせる授業のポイント

 1月31日(水)、小教研理科部との共催で「理科講座」を開催しました。講師は京都教育大学の谷口教授です。理科でものの見方や考え方をどう育てるかに視点をおき演習形式で講義していただきました。理科では「条件制御」をして実験結果を求めることが多いですが、「条件制御」を思考の道筋に取り入れていくことは日常生活の中でも大切なことが分かりました。具体的には「変数」に着目し、「変わるもの」が結果として「どのように変化するのか」を条件の違ったパイプの音を教材に実験しました。また、学習で「分かったこと」よりも「難しかったこと」が子どもたちの学びの成長や発展につながる大切な視点であることを示していただき、授業実践の視野が広がりました。



《受講者の感想》
◎ 理科的なものの見方・考え方をどのように身に付けさせるとよいのか、演習活動を通して分かりやすく教えていただいた。特に「考え方」は教え込むものではなく自分たちで気づけるような授業の展開を考えていくことが大切である。今回は条件制御の大切さについて教えていただいたが、これは理科教育の根幹になるものであるから、今後も強く意識しながら授業を進めていきたい。また、「比例・反比例」など科学的なものの見方・考え方を身に付けさせるための大切な要素はたくさんあるので、主体的な活動を入れながら児童の思考力を伸ばしていきたい。

◎ 条件制御をすることの重要性を気づかせるための授業展開について工夫することを気づかされました。一つだけ条件を変え、他はすべて同じにすることなど3年生の授業からでも工夫できたらよいなと思いました。何気なく実験するのではなく、理科的な視点を大切にし、今後につながるような学びを大切にしていけたらよいなと思います。振り返りをするときに、「何が難しかったか」と聞くことで、メタ認知に繋がることも意識して、これからの授業を大切にして行きたいと思います。

◎ 「パイプの音」の授業でとても分かりやすく教えていただきました。「振り返りの書き方」「メタ認知について」がとても勉強になりました。また、条件制御を「知識」ではなく、本当の力として定着させるために、あえてできない体験をすることや、他の班とのやりとりを大事にすることなどとても勉強になりました。これからもアクティブな状況をつくって、自ら考え、ともに学び、深く学べるような授業に取り組んでいきたいと思います。

◎ 理科の学習では、実験を通して得た結果を覚えることに重きを置いてしまいがちだった。条件制御から考えさせたり、実験の最後に「何が難しかったか」と尋ねたりすることで、見方や考え方を養うことができることが分かった。教師の声かけや実験の工夫一つで学びが深まると感じた。教科書から科学的な事実だけを学ばせるだけでなく、授業の中で児童がしっかりと考えることができるような授業づくりの必要性を感じた。



  学級経営基礎Ⅴ[1月25日(木)]
京都府南丹教育局 湯浅 吉則 京都丹波人材育成アドバイザー
  1年間を振り返って

 1月25日(木)、「学級経営基礎講座Ⅴ」を開催しました。今回が全5回コースの最終回となり、この講座で何を学んだのかを発表しました。学級担任として日々子どもたちと向き合っている中で、それぞれ課題や問題意識は違いますが、互いの実践に刺激を受け、明日への活力となる交流となりました。この講座の受講を機に、子どもや保護者から信頼されるすばらしい教師目指して一層努力されることを期待しています。



《受講者の感想》
◎ 他の学校の先生方の話が聞けてとてもよかったです。これから子どもたちのためにどんなことをすればよいのかを毎日考えて関わっていきたいです。私がこれから頑張らないといけないと思うことは、子どもたちにもしている「振り返り」です。現状に満足せず、今よりも一つ上を目指せるようにしていきたいです。そのためには、目に見える形で問題に前向きに取り組める指導や支援をしていこうと思いました。当たり前のことが当たり前にできるようになったきた実感を持たせられるようにしたいです。

◎ 本講座は全5回であったが、このような機会をいただいたことは私にとって大変かけ がえのない貴重なものだと感じている。何より他校種の授業参観や交流があり話をじっ くり聞かせていただき、小学校との違いを感じ、小学校の中学校への受け渡しが大切だ と思った。日々、小学校が取り組んでいることを中学校で生かされていることはとても うれしく思うと同時にその責任を感じた。学級経営はすべての要であると言えるので今 後も児童と向き合い、より良い学級づくりに励みたい。

◎ 私自身1年間を振り返ってみると、この講座に影響を受けた結果、本当の意味での学級経営が少しでも理解して実践できたのではないかと感じています。それまでは、日々の仕事をこなすのに精一杯になり、心に余裕のないまま生徒と接することで消極的な生徒指導になってしまいがちでしたが、学級という集団を形成していく中で、やはり生徒一人一人を心から愛情を持って接するためのアクションが重要だと感じました。時々このレポートを見直し、学び続ける教師になりたいです。

◎ 今日は1年間を振り返ってということで、他の先生方の1年間の実践を交流しました。自分の学校も他クラスの学級経営を見ているつもりですが、どんな思いをもって学級経営をしておられるのかということは見えてこないので、5回の講座を通して様々な学級経営についての考え方を知ることができて本当によい機会となりました。今後の自らの課題についても考えることができました。今後さらに目の前にいる生徒が成長できる場、幸せだと感じられる場としての学級経営について考えたいと思います。

◎ うまくいっているときよりもいっていないときに自分に返ってくるというお話がよく分かりました。反省の多い一年となり、次に生かしていきたいことが多くあります。「はじめが肝心」という言葉があるように、年度初めのルールや指導の徹底を来年度には必ず意識する。その際、本講座で学んだことを確実に生かしていきたい。子どもたちが人として成長できる大切な場である学級をしっかり守れる教師になりたい。小さなことから当たり前のことまでやり通していきたいと思います。



 生徒指導研究Ⅴ[1月23日(火)]
  亀岡市教育委員会   須知  学 指導主事
亀岡市立東輝中学校  神先 宏彰 校長
亀岡市立亀岡小学校  白波瀬和彦 校長
亀岡市立亀岡川東学園 川勝 哲也 校長
  事例研究2

 1月23日(火)、「生徒指導研究Ⅴ」講座を開催しました。今回は、「不適切な行動をとる児童対応」と「抗議をしてきた保護者への対応」の2件を事例研究しました。子どもの不適切な行動には様々な背景があり、そのことを踏まえた適切な指導や対応や、その子を取り巻く集団づくり大切さが話し合われました。また、保護者の立場に立って傾聴し、正確な事実確認と職員間の問題共有、一致した組織的な対応等について具体的に学ぶことができました。児童生徒と保護者との信頼関係をつくる上においても迅速で適切な対応が重要で、今回の事例を通した具体的な研修が今後の実践に活かされることと思います。



《受講者の感想》
◎ グループで研究協議をして、互いの意見を出し合う中で、とらえ方は先生によって様々であることがよく分かりました。事例1では、私はAは発達障害があるのではないかと思いましたが、家庭環境が原因や学習のつまずきが原因となっているのではないかと考えた先生がおられました。このことから自分の考えだけで判断するのではなく、他の先生や関係機関と相談しながら支援を進めていくことが大切であると感じました。また、教師の側からでなく、保護者の立場に立って伝えていくことが大切であると分かりました。保護者の不安をまずは受け止め、事実をしっかり確認しながら、自信をもって伝えることが保護者の安心・信頼へとつながるのだなと思いました。

◎ 事例を通して様々な話をすることができ、また校長先生からアドバイスをいただき、たくさんの学びを吸収することができました。突出する生徒と学力問題、保護者の問題、組織力の問題、初期対応など、一つのケースに対して考えるべき点はたくさんあります。どこかうまくいかないこともあるのが現実ですが、『一生懸命は伝わる』ということを心に、明日からも生徒たちと関わっていこうと前向きな気持ちになりました。3年生の担任ですので、残された時間は少ないですが、胸を張って卒業を迎えられるように一つ一つ丁寧にやっていきたいです。そして、これからの教員生活の土台にしていきたいと思いました。

◎ 2件の事例からコミュニケーションの大切さ、日頃からの生徒や保護者との関わりの大切さを学びました。日頃から生徒と話する時間を持ち、人間関係を作っていく中で、その子の特徴や不安などに気づけ、安心した学校生活を送る基盤づくりができると思います。また、保護者との関係性も大切にし、小さなことでも連絡したり、家まで足を運んでコミュニケーションを取り人間関係を作っていきたいと思いました。どんな時でも保護者から見て、自分と自分の対応はどう映っているのかということを考えて教師として励んでいきたいと思いました。神先先生のお話の中で「待つことの大切さ」を学びました。日頃子どもたちとの関わりの中でつい自分が我慢できずに生徒に働きかけてしまうことがあるので、子どもたちの言葉を引き出せるようにしていきたいと思います。



 図書館教育講座[1月17(水)]
京田辺市立薪小学校 太田 明美 教諭
 学んだことを表現しよう、つながろう

 1月17日(水)、小教研図書館部との共催で「図書館教育講座」を開催しました。講師は昨年に引き続き府小研図書館教育専門研究員でもある太田先生です。読書活動が基礎学力充実の基盤であるとの基本的な考え方のもと、新学習指導要領で求められている「主体的、対話的で深い学び」のためにも読書活動の充実が重要なことを実践を通して話していただきました。具体的には「ポスターセッション」「ビブリオバトル」「アニマシオン」などをはじめとする子どもたちが楽しめる活動や読書意欲を高める授業実践、保護者啓発など幅広く盛りだくさんな内容でお話いただきました。また、ドイツなどでは、子どもの本が書店の店頭に並んでいることや、電車の中など本を読んでいる人が多いなど、日本との読書環境の違いも教えていただきました。受講した教師自身が本を手にしたくなるような講演でした。



《受講者の感想》
◎ 子どもたちが夢中になっているゲームが読書に変わったら…。そう思いました。視覚を通して生活しているはずなのに,なかなか発想したりイメージを浮かべたりできない子どもたちにとって絵本は本当に有効的だと考えます。今日はそんな読書のあり方についてお話いただきとても楽しいひとときでした。子どもたちに読み聞かせをすることはあっても、その一手間の中にアニマシオンの取組を少しでもやれればと思います。今後の学級経営に生かしていきたいです。

◎ 読み聞かせやアニマシオンなど実際にしていただき,私自身子どもの気持ちになって 本に親しせてもらいました。読み聞かせをする前にアニマシオンを後ですると伝えることで、子どもたちを主体的にさせたり、ポスターセッションやビブリオバトルなどの取組で子どもたちの主体性をさらに伸ばしたりするなど、様々な取組をたくさん紹介いただき、図書館教育のすばらしさ大切さなど改めて実感しました。私自身これからもっと様々な活動の中で本に親み活用する機会を作っていきたいと思います。

◎ 様々な本の読み聞かせをしたり、ビブリオバトルをしたりして、子どもたちの紹介をすることで、子どもの感じる世界が広がるなぁと思いました。色々な機会を捉えて読み聞かせをする中で、教師と子どもがつながったり、また子ども同士がつながったりする素晴らしさも感じました。ちょっと笑える本、内面に迫る本、戦争を理解する本、みんなで感情を共有できる本など、色々な本があることを知らせてあげたいと思いました。いつも側に本を置いておける子どもたちにしてあげたいなと思いました。

◎ 子どもの読書活動推進の取組について、多くの本の紹介を交えてお話いただきました。欲張らず目の前の子どもたちに読みたいと思う本からスタートし、まずは、本を通して子どもたちとつながる。そして、本と子どもたちをつなげていくことで豊かな学びにつながっていくと感じました。様々なアニマシオンの作戦も示していただいたので、ぜひできることから実践していきたいと思います。



外国語活動講座 [1月17(水)]
京都外国語大学キャリア英語科 山本 玲子 准教授
 
  教科につながる文字と音の指導

 1月17日(水)、小教研外国語活動部との共催で外国語活動講座を開催しました。京都外国語大学から山本玲子先生をお招きして、文字の指導、文字と音を一体化させる指導、音の指導を中心にお話をしていただきました。小学生の時期は「音」の感覚を育てる大切な時期であり、授業では十分に音に慣れる活動、音で楽しむ体験が大切である事を教えていただきました。来年度から先行実施される3・4年生の外国語活動、5・6年生の外国語科に向け、より実践的なお話を聞くことができました。



《受講者の感想》
◎ 中学生の英語教育では、単語や英文は文字から覚えて発音や構成を考えるというイメージを持っていました。しかし、小学校英語を楽しむために、「音から入る英語教育」として、単語や英文を何度もくり返し読んだり歌ったりすることで、耳が慣れてから初めて文字を見せるという指導は想像もしていなかったため、驚きました。
 文法から入らず、子どもたちが「楽しんで」音で覚えた英語を、文字の構成におきかえられた時、生きた英語になるのだと知りました

◎ 小学校での英語は中学校の内容がそのままおりてくるのかと感じていましたが、「音」にこだわった指導の重要さを感じました。「英語らしい発音」が自分自身できていないので指導するのは大変難しいと思っていますが、英語のリズムを子どもたちと一緒に体得していきたいと、勉強させていただきました。
 今までの中学校、高校で英語を学習してきた私たちが、視覚的(文字)な概念を抜きにして、音から学ぶのは英会話を学ぶようでとてもわくわくします。楽しみながら授業をしていきたいと思いました。

◎ 現在、五年生の担任で、外国語活動の中でヘボン式で自分の名前を書く学習をしたが、子どもたちは訓令式に慣れているため混乱している様子だった。日本語と英語の発音の違いに気がつくためにローマ字を使うというのがとても良い方法だと感じた。つい、文章を言わせるときに文字を見せてしまうが、耳で聞いて覚えさせていこうと思った。
 外国語活動をする時に発音が難しいと思っていたが、アクセントやリズムを大切にすればいいということを知った。チャンツもただ言わせるのではなく、本当に英語で使うリズムでやっていくのが良いと知ったので、是非、これからの授業で使っていきたいと思った。子どもたちと楽しみながら活動していきたいと感じた。

◎ 音や文字の指導を聞いて難しそうなイメージがあったのですが、今回お話を聞かせていただいて音の指導が書くことにつながっていくとても大切なことであると学びになりました。また、話す上でリズムが大切になることも分かりました。最後、実際に発音をしてみてリズムにのりながら発声する楽しさや面白さを感じることができました。まだ英語を指導したことがないのですが、来年からは3年生から始まり、指導する可能性があるので、来年の子どもたちに活かせるようにしていきたいです。



幼児教育・保育研修[1月11(木)]
岐阜聖徳学園大学教育学部 西川 正晃 教授 
 学びに向かう幼小連携の考え方-30年度改訂(定)から読み解く-

 1月11日(木)、保育所、幼稚園の先生方を対象に、「学びに向かう幼小連携の考え方」という演題で、平成30年度に改訂される幼稚園要領のポイントから具体的な実践の進め方について西川先生から講演をいただきました。
 今回の改訂では、乳幼児の生活や遊びの様々な場面で学びの芽生えが学びの出発点になり、この時期の保育や教育の重要性が強調されたことが大きな特徴です。自己肯定感や自己管理、他者とのコミュニケーション、性格や特性など、「非認知能力」を高めることが大切であり、これらに目を向けた保育や幼児教育を進めていくことの大切さを力説されました。そうした観点から保幼小連携の重要性についても指摘され、乳幼児期から小学校の時期を「育ってほしい姿」で一致して連携していくことが必要であることを教えていただきました。



《受講者の感想》
◎ 保育指針・幼稚園教育要領の改訂の方針やポイントを分かりやすく話していただき、理解が深まりました。非認知能力は乳幼児期、とりわけ3歳未満児に身に付けていくことが重要であり、大人になってからの生活に大きな差を生じさせるということを念頭に置き、改訂を機に乳児保育のあり方を今一度見直していく必要があると改めて強く感じました。乳児期の終わりまでに育ってほしい10の姿を頭に置いて保育をしていくことと、振り返りを行うことを意識し実践につなげていきたいです。幼小連携の際には、「10の姿」と「互恵性」「日常性」「連続性」「必要性」という4つのポイントがあることで、中身がより充実し、子どもの将来を見据えた連携ができていくのだと思いました。

◎ 今日の講演を聞き、改めて乳幼児期に育てたい力を確認することができました。自分の保育を振り返ることもでき、比べながら保育士が『与えている保育』を多くしてしまっていると反省しました。乳幼児期にとって大切な「非認知能力」を「育ってほしい10の姿」をもとに保育活動を通して育んでいきたいと思いました。また、保幼小連携が年長児だけに大切なことではなく、乳児から小学校6年生まで理解を深め、連携を密にして子どもたちの共通理解を進めていくことが重要であることを学びました。これから、この非認知能力についての意識を強く持ち、自主的に子どもたちが遊びを楽しめる保育を進めていきたいと思います。

◎ なぜ指針が改定されるのかの意義から始まり、一つ一つ改訂されている中身の具体的なことが本当によく分かりました。乳児期に培われる非認知能力を身に付けることの大切さ、就学前教育、幼小の連携は5歳児と1年生だけのことではなく、0歳から大切であり、乳児期の保育の重要性を痛感しました。保育内容を見直して質の向上を目指し、自主的、主体的活動をしっかり意識したねらいや内容を考えていきたいです。今回の研修では実際の保育の中でのお話をしていただいたので保育に活かせることが多く、学びを深めることができました。



亀岡のセーフコミュニティ[12月5日(火)]
神戸女学院大学 人間科学部 小林 哲郎 教授 
  子どもの心と身体に寄り添って

 12月5日(火)、「亀岡のセーフコミュニティ」講座を開催しました。身体の不調や様々な場面で不適応を起こす子どもたちが増えてくる中、そうした問題をどのように捉え、子どもにどう関わり支援していくかを、神戸女学院大学小林教授からお話いただきました。抱えるストレスが行動に現れたり、身体や心理に現れたりと子どもによってその現れ方は違います。「自己尊重感」「自体慈愛感」「自己効力感」など子どもの心の成長を育てる関わり方が大切となります。同じ目線で相づちをうちながら聞くことや、いきなり用件に入らないこと、選択肢の広い質問をすることなど、心を開く話の聞き方のポイントにも触れられ、カウンセリングマインドに立ったチーム学校としての対応とともに、養護教諭の役割の重要性を改めて感じる講演でした。



《受講者の感想》
◎ 子どもの心理と発達について詳しいお話が聞けました。特に心の発達では、自己効力感や自己存在感といった発達の要素となる感性の大切さを改めて感じました。心の発達には養育者と子どもの相互作用がベースとなるというお話がありましたが、現実では不適切な養育を受けている児童も少なくなく、学校での対応に苦慮するところです。保健室の機能を生かし、身体のケアや心のケアを心がけていきたいし、子どもに寄り添える保健室でなくてはとお話を聞き思いを強くしました。最後に「話し方のポイント」を教えていただきとても参考になりました。

◎ 教育的な関わりには色々な種類があることが分かりました。養護教諭である自分は、子どもと同じ目線で話を聴き、子どもに合わせた対応ができる受容的・呼応的関わりのできる立場でいられるよう日頃から意識していきたいと感じました。心の発達のお話では、家庭環境の大切さを改めて感じ、困難な環境にいる子どもたちにどのような支援ができるか考えさせられました。話し方についても教えていただき、子どもたちと話をするときに実践していきたいと思います。

◎ ストレス方向は「行動」「身体」「心理」に表現されることが整理されて話され分かりやすかったです。欠席や保健室に来室する生徒の中には、これらを表現していることが多く、生徒の顔を思い浮かべながら聞くことができました。保健室は心と身体の居場所で何でも話しやすいところであるため、ひとりひとりの話をよく聴き共感し寄り添っていきたい。連携を図りながら、チームとして方針を立て支援していきたい。

◎ 講義を聴かせていただいて、子どもの心の発達の大切さを改めて感じました。普段の学校での子どもの様子で気になる子どもに顔が浮かびました。『自己尊重感が低く、共感する心も育っていないのではないか』『基本的信頼感も低いのではないか』等、思い当たる点が多々ありました。私たち養護教諭が子どもたちと向き合い、ケガや体の手当が自然と心のケアにもつながっているという先生の言葉を聞き、養護教諭の職務を頑張っていかなければと改めて思いました。




小学校教務主任会研修会[12月1日(金)]
京都府南丹教育局 橋本 太広 指導主事 
  外国語教育の推進



 12月1日(金)、小学校教務主任を対象に外国語教育の研修を行いました。平成32年度新指導要領全面実施に向けて、来年度から外国語教育は2年間の移行実施期間に入ります。導入される外国語教育がどのような指導内容なのか、指導時間や指導計画はどのようになるのかなど、教育課程を推進していく教務主任の先生方には一番の悩みとなっています。研修では、南丹教育局橋本指導主事から最新の情報をもとに、今後外国語教育の導入を進めていく上で必要なことをお話ししていただきました。また、市教委井上指導主事からは、亀岡市としての基本的な方向を示していただき、外国語教育の推進にあたり共有する機会となりました。

《受講者の感想》
◎ 小学校で求められる外国語教育でつけておく力は話す、聞く、読む、書くの活動を通して、英語の抵抗をなくすことであると思う。また、アルファベットの大文字、小文字などのスキルなどもきちんと身に付けておかなければならない。来年度の移行から始まる学習は、英語学習の基礎になることを全職員が意識できるよう校内におろしていきたいです。具体的な運営計画を見せていただき、参考になりました。

◎ 4月から始まる移行期間に向けた準備を計画的に進めていかなければならないと焦る 気持ちになっている。橋本指導主事が作成された学習指導案例が非常に分かりやすくイメージが持てたように感じているし、それをもとに本日聞いた内容を出来るだけ早い段階で担任の先生方に伝えていきたいと考えている。同時に、教える教師側の指導技術の育成のために、研修ガイドブックを活用していきたい。学年によって準備すべきポイントが違うので、カリキュラムを作成する際にはぬかりなく組み入れて取り組んでいこうと考えている。

◎ 外国語教育について、3・4年生で15時間の学習が新たに始まるので不安が多かったが、今日の研修で、具体的な指導計画や学習指導の工夫などを提示いただき参考になった。また、5・6年生についても、どの教材でどのように指導するのかを示唆いただいたので、3学期の校内研修を持ち、平成30年度をスムーズにスタート出来るようにしたい。カリキュラムマネジメントの大切さを再度感じた研修だった。

◎ 移行期間の外国語活動の進め方について教えていただき、H30・31年の2年間、新旧教材を合わせて使いながらの指導になることが大変ややこしいと感じた。それぞれ担任の先生への校内研修が不可欠で、しっかり伝えていかなければ混乱すると感じた。校内で短時間の研修も活用しながら、機会をつくって研修していきたい。




生徒指導研究Ⅳ11月27日(月)
   亀岡市教育委員会  須知  学 指導主事
亀岡市立東輝中学校  神先 宏彰 校長
亀岡市立亀岡小学校  白波瀬和彦 校長
亀岡市立亀岡川東学園 川勝 哲也 校長
 事例研究1



 11月27日(月)、「生徒指導研究Ⅳ」講座を開催しました。今回は、「いじめ問題」「不登校」の2つの事例を題材に、3グループに分かれて研究協議を行いました。問題が起こったときには、正確な状況把握や組織的な対応、児童生徒に寄り添った指導の大切さなど事例を研究する中で問題解決に大切なことが話し合われました。また、日頃の児童生徒のつながりの大切さや保護者との信頼関係を築くことなど、自分自身の教師としての姿勢を振り返るとともに、今後の実践に役立つ研修となりました。

《受講者の感想》
◎ いじめ、不登校に関して少人数で協議をさせていただいて、保護者連携と児童生徒とのよりよい関係づくりが大切であるということを改めて感じました。事象が起こったときにはそれを重く受け止め思いをきちんと聞くこと、また、担任団の先生方に相談してチームで動いていくこと、担任が守るという強い思いを伝えること。どれも大切で欠けてはならない要素だと思います。「大切にされている」と感じられるような関わり方をしていきたいと思います。また、事象が起こらないよう、日々子どもたちとの関係づくりには気をつけ、アンテナを張って小さな変化にも気づいていきたいと思います。

◎ 他の小学校の先生や中学校の先生、そして、校長先生にも入っていただいて研究協議をして、一つの事例に対しても、いろいろな見方や考え方があることがわかりました。いじめの場合は、初期対応がその後の指導にも非常に影響してくるということがよく分かりました。また、友達関係のことばかりでなく、被害にあった子どもの学習支援についても行っていくことが大切であるということが分かりました。不登校の事例の中にもありましたが、長期間学校を休んでいると学習に対しても不安を抱くようになり、それが不登校を長引かせる原因の一つにもなるのかなと思いました。そして、担任一人で抱え込むのではなく、周りの先生やスクールカウンセラーにも事情を知ってもらい、協力してもらうこと(連携)が早期解決につながるということも分かりました。一人ですべてを判断するのではなく、周りに相談しながら計画的に指導していくことが大切だと思いました。

◎ 研究協議を通して、問題行動や事象が起こった場合に何を考えて教師が行動や指導をすべきなのか考えることができました。事実を充分に確認すること、生徒の思いを聞くこと、保護者や関係機関、学校内で連携を密にすることなど基本的なことをしっかりして組織的な対応をすることが大切だと思いました。また、日頃から生徒との関係構築を図り、生徒理解に努めることの大切さを感じました。髪や服装など細かな変化に担任として気をつけたり、教師間で共通理解を図ること、また、クラスの生徒同士の関わりの中で、包み込んでその子を見ていくなど組織的な対応が大切で、日頃から積み重ねていくべきだと感じました。




小中学校教務主任研修[11月21日(火)]
亀岡市教育委員会 中川 巻信 指導主事 
  亀岡の学力の現状について



 11月21日(火)、亀岡市小中学校教務主任会が開催され、学力向上をテーマに研修が行われました。市教育委員会中川指導主事から「亀岡の学力の現状について」講義があり、亀岡市と自校の学力の状況を踏まえ、今一度学力向上の取組を各校が徹底していくことの必要性が強調されました。特に授業において基礎基本を教えきることや時間内に指導しきる教師の意識改革と指導力の向上が必要であることや、ねらいと振り返りを維持缶の中で位置づけた授業改善が学力向上に必須であることなど、学力向上に向けた今後の取組を提起いただきました。

《受講者の感想》
◎ 「現状を踏まえ、危機感を持って取り組むこと」という中川指導主事のお話でした。取組や行事の精選だけでなく、授業づくりが最も大切であると考えます。その中で、発問や活動の精選、ねらいと評価の明確化も学力向上のために積み上げていくべき教師の課題であると考えます。本校の学力向上のため、すべての教職員が互いに高まり合い、主体的に取り組める研究へと次年度に向けて準備を進めたいと思います。

◎ 目の前の子どもの現状をしっかり見据えて本当に必要な者は何なのかというスタンスでマネジメントが大切であることを学んだ。そこで、最も重要なことは授業であると考える。小学校のすべての教員が、中学校卒業時の姿(目標)をしっかり持ち、それぞれの学年でつけるべき力を確実につけるという意識を持てるように、そして、その力量を高めるように校内、また市全体で取り組むことが必要である。そのコーディネートや指導・支援をしていくことが教務主任の重要な役割である。行事の精選内容の見直しも含めて学力向上に向けて小さなことから取組を進めていきたい。

◎ 学力向上に向けて一番大切だと思うことは、各担任の授業力の向上だと考える。授業力アップに向けて教務主任としてどのようにマネジメントしていくか改めて考えなければいけない。ベテラン教師の活用、研修の充実、研究推進部の方向性など現状を踏まえながらアイデアを出して働きかけていきたい。地域も含めた学びのある風土づくりや家庭啓発、目的意識のある家庭学習など再考し提案していきたいと考えている。

◎ 学力向上に向けて、当然今の教育活動のままでは変わって行くはずもなく、しっかり現状を分析し課題を明確にした上でポイントを絞って新しい取組をしていかなければならない。ときには今までの常識でそうあるべきだと思われていたことも見直し、違う角度から指導を見ることで生徒へのアプローチの仕方も変わり、生徒自身の変容も見られるようになると思われる。本校でも低位層だけに視点を当てるのではなく、上位から中位層の学力向上も視野に入れた授業改善、教材の工夫をしていこうと考えている。しっかり危機感を持って思い切った変革を目指していきたい。




 学級経営基礎Ⅳ[11月16日(木)]
京都府南丹教育局 湯浅 吉則 京都丹波人材育成アドバイザー
亀岡市立安詳小学校 北口 愛理 教諭
                    
  研究協議 ~学級経営の実際~



 11月16日(木)、「学級経営基礎講座Ⅳ」を開催し、安詳小学校を会場に、北口先生の4年生国語科の授業を参観しました。子どもたちが、明るい雰囲気の中で互いに協力して学び合う授業が展開されました。一人一人を大切にした集団づくりの取組が友達同士の良好な関係や先生との信頼関係を築き、安心で居心地のよい学級づくりに繋がっていることが授業を通して見て取れました。また、積極的な話し合い活動ができるようにグループ学習を取り入れるなど日頃の指導の成果も見ることができました。実践に刺激を受け、これからの学級経営に活かせる研修となりました。

《受講者の感想》
◎ 今日は4年生の国語科の授業を参観させていただいた。学習は「接続語」で普段何気なく使っているが、正しい使い方を見直していく内容で、3人テーブルで文章を作っていくという活動だったり、クラス全員で文章を見直していったりした。学級の友達どうしの関係が良好で、男女関係なく取り組む姿がとても印象に残った。先生のことを題材にした文作りでは子どもの意識がそのことに集中していた。普段から子どもとのつながりが授業からも垣間見れたように感じた。

◎ 特別支援教育の視点をよく考えて授業をされていると感じました。黒板周りが整っていること、児童の耳から情報を得させていること(聞き書き)、CD層の児童が参加できやすい学習形態等、私も改めて見直さなければならないと感じました。また、ペアや3人組での活動をさせる際には、そのことが目的にならないよう取り入れることが大切であると感じました。

◎ 小学生の積極性を引き出されている先生の指導が大変参考になりました。綿密な授業準備と前時までの指導の上に、本時の授業が成り立っていると感じました。細やかな指示のもと、子どもたちがなめらかに学習に取り組めているように思いました。授業の手順は様々ありますが、一つにはクラスがどのように「しつけ」られているかが大きなポイントになると改めて感じました。自身の授業に活かしていきたい内容ばかりで大変参考になりました。

◎ 授業を参観して、非常に温かい雰囲気があると感じました。それは、児童一人一人が他者の意見をよく聴き、否定せず、互いに協力して学び合おうという土壌ができているからだと感じました。私のクラスや体育の授業では、グループワークを行ってもどうしても発言できない生徒ができてしまうので、明確にルールを提示しています。例えば、「司会を決める」「1人1回は発言する」「付け足し、賛成はよいが否定はしない」など。理想はそんなルールがなくても活発に話せる雰囲気づくりなので、日々指導を大切にし たいと思いました。




  外国語授業講座[11月13日(月)]
亀岡市薭田野小学校 渡邊 真一郎 教諭
亀岡市薭田野小学校 藤田 博子 教諭 
  亀岡市教育研究所  戎 謙博 指導主事
  外国語活動の指導と外国語教育の動向

 

 11月13日(月)、「外国語授業講座Ⅰ」を薭田野小学校を会場に開催しました。渡邊先生、藤田先生による外国語活動の授業では、ゲームを通して英語を聞き取ったり理解したり話したり、また発音に気をつけたりとメリハリをつけた楽しい授業を公開していただきました。
 戎指導主事からは、平成32年度施行の新学習指導要領の外国語科、外国語活動の動向と、平成30・31年度の先行実施期間中の内容や教材、年間指導計画について説明があり、外国語教育導入の見通しを持つことができ、今後の各校の準備に活かせる話でした。

《受講者の感想》
◎ 子どもたちが楽しそうに外国語活動の授業を受けている様子をこちらも楽しみながら参観させていただきました。英語の発音に合わせてフラッシュカードを動かしたり様々な形態で英語の発音をさせたりと常に楽しく学習に迎えるよう工夫されていてたくさん学ばせていただきました。また、いきなり難しいフレーズをいうのではなく、スモールステップで少しずつ子どもたちに慣れさせていくことで正しい発音の仕方や表現を身に付けることも大切であると感じました。先生と子どもたちのやりとりから温かさや積極的に英語を話す子どもたちの姿がとても印象的でした。外国語教育の動向については学校に持ち帰りその進め方についても検討していく必要があると感じました。

◎ イメージキャラクターの作り方、発音の視覚化など難しい単語や表現のあるlessonを飽きさせず楽しませる授業展開にとても感動しました。子どもたちも元気に盛り上げて楽しむ様子は自分も一緒に受けているような感覚でした。小学校では英語を話したり発音したりとたくさんの単語にふれます。まずは親しむために楽しさは大事なポイントだと思っています。使うことの楽しさを今日はたくさん感じました。

◎ 戎指導主事からの今後の外国語教育の動向を詳しく知ることができ、中学校としては何をすべきか考えるヒントとなりました。特に、外国語科で読む活動、書く活動が入るのは大きな変化で小学校でどのように指導していくのか、小中連携を密にして考えていく必要性を強く感じます。「書く・読む」活動は中学生も苦手とする生徒が多く、小学校から中学校への接続段階で苦手意識を持って中学の英語学習がスタートとなると厳しい状況が予測されます。小学校でどこまで書く力、読む力をつけるか研修を進めていくことは不可欠になると思います。小中連携は今以上に求められると思います。



亀岡の学力向上Ⅱ[11月10日(金)]
亀岡市立詳徳小学校 椙山 直美 教諭
亀岡市立詳徳小学校 中島 博子 教諭

学力向上の取組の実際 ~詳徳小学校の実践~ 

 

 11月10日(金)、「亀岡の学力向上Ⅱ」を詳徳小学校で開催し、椙山先生に算数科「平均とその利用」の単元を公開授業していただきました。主体的な学習を引き出すための教材の準備はもとより、重要なポイントを意識的に繰り返し押さえたり、自分の考えを説明したり深めたりする活動を取り入れるなど、どの子にも視点を当てたきめ細かい授業を見せていただきました。
 また、中島先生からは、詳徳小学校の取組をお話いただき、1時間ごとの学習を家庭学習ともつなぎながら進めたり、ふりかえりの書き方を明確にしたりすることなど、学校体制で実践されていることを具体的にお話いただきました。各校で学力向上に向けて取組を進める上で大変参考になる研修となりました。

《受講者の感想》
◎ 教師の意図的効果的な切り返し、分からないことが素直に出せる学習集団(学級経営)、視覚的な支援(グラフ、シートの提示)、子ども同士が自分の考えを算数用語も活用しながら十分に伝え合っている主体的な活動等、今後の参考になる視点を与えていただきました。1時間の授業が子どもの学びにつながっていくような授業構想を学校全体で歩調をそろえて考え実践していく必要性を感じました。「ねらいの明確化」、「主体的で深い学び」、「ふりかえりを大切にした自校スタイル」を考えていきたいと思います。教員がチームとなり子どもの実態を踏まえた上で、向上の手立てを考え実践していくことを大切にしたいと思います。

◎ 5年生の算数の授業を見せていただき、学ぶことがとても多かったと思います。授業に臨む姿勢がとてもかっちりしていること、「聞く、書く、話す」のメリハリ、「分かった」つもりを打ち破るための自分の言葉で説明場面の設定等、こういう積み重ねが1時間の授業の中にあり、それが「分かった、楽しかった」につながっていくのだろうということを感じました。さらに、中島先生の話から、上記の取組が1つ1つねらいをもって「詳徳スタイル」として取り組まれているものであると聞いて、詳徳小学校の学力の高さにつながっていることがとてもよく分かったように思います。「1時間の授業の大切さ、重み」を中川指導主事からいただきました。まさにそれを実感した授業でした。

◎ 教具をたくさん準備されており、授業の展開がとてもスムーズで、板書も簡潔で分かりやすい授業でした。杉山先生の声かけは、考えるポイントが明確で生徒がしっかり考えられるのだと思いました。本時の重要なポイントは、先生が再度繰り返し、児童も大切なことが分かると思います。また、児童が素直に「なんで?」「わからへん」といえるのは、普段のからの児童との関わりを丁寧にされ、雰囲気づくりや学級づくりをされているのだと感じました。詳徳小学校で取り組んでいる「詳徳スタイル」を中学校でも取り入れられないか参考にしていきたいと思います。学校全体でチームとして取り組んでおられることでレベルアップしていけるのだと感じました。



  生活科講座[11月8日(水)]
亀岡市立安詳小学校 畑山 瞳 教諭
ひろがれ えがお 



 11月8日(水)、小教研生活科部、保育所・幼稚園研究会との共催で「生活科講座」を開催しました。安詳小学校の畑山先生の子どもたちの思いを丁寧に引き出しながら行動への意欲につながる授業を見せていただき、その後の事後研では、日頃の実践を交流する中で幼児教育・保育と学校教育との理解を深めながら連携を図ることができました。

《受講者の感想》
◎ 子どもたちが家族を見ている目線がよく伝わってくる授業でした。子どもたちが考えやすいワークシートが工夫されていて、本時のめあてが子どもたちにすっきりと落ちていたように感じました。今後どう張り切って「えがお」を手に入れていくのだろうとこちらがワクワクしてきました。きっとおうちの人の喜ぶ顔やありがとうの言葉に満足げな子どもたちの姿があるだろうと想像できます。保育士の先生方とも交流する中で、保育所・園で小学校に向けて自立の面だけでなく学習につながることも取り組もうとして下さっていることが分かりました。発達段階を見取り、一つずつ積み上げていける保幼小のつながりを築くことが大切だと感じました。先生方から学ぶことが多かったです。

◎ 子どもたちが授業に集中して学習している様子がよく分かりました。前時までの様子を取り入れての授業だったので流れが良く分かり、本時につながったように思います。個々の悩みを全体に投げかけ、それをみんなで解決できるように考えていく姿が大変微笑ましかったです。今回は保育所や幼稚園の先生方も一緒に事後研に参加し保育で何をしなければならないのか、今できることは何なのかといったことを考えるいい機会となり、一緒に話し合いができて良かったです。それぞれの学校の取組も知ることができ、今後の参考になりました。

◎ 先生のことが好きな子たちだなと感じられる授業でした。笑顔にさせたい対象を「かぞく」にはっきりさせたことや、自分が一週間取り組んできたお手伝いの体験をもとに今日の計画を立てさせたことなど、自分の思いが出しやすい展開で子どもたちの思いがたくさん出ていたなと感じました。保幼小の先生方が、それぞれの持つ視点で意見交流や保幼小連携の関わる情報交換ができる機会であったことも良かったと思います。就学前にコミュニケーションがとれる力をつける経験が大切だと感じました。

◎ 初めて小学校の授業を見て、保育所に通う子どもたちと比較しながらどのような力が身についているのか、また、どのような力を身に付けていかなければいけないかを考えることができました。畑山先生の授業は話型やイラストなど視覚的配慮が丁寧にされており、子どもたちも自分がどう発表するか、何を考えるのか分かりやすく授業に集中されているように感じました。また、めあてを明確に伝えたことでクラスで学習に対して見通しが持てていたと思います。わかりやすい言葉で伝えたり、「いいね」「がんばって」と温かい雰囲気の中で自然と言葉が身についていることを学ばせていただきました。今後の保育の進め方、教育へ向き合う環境づくりを見直し、小学校や幼稚園と連携していきたいです。



 中学校教務主任研修会10月27日(金)
京都府南丹教育局 川口 雅彦 指導主事
新しい学習指導要領の考え方と教務主任の役割について 



 10月27日(金)、「中学校教務主任研修会」を開催しました。中学校の学習指導要領が平成33年に改訂される中、南丹教育局川口指導主事から「新しい学習指導要領の考え方と教務主任の役割について」と題して、新学習指導要領のねらいや方向性を明らかにしながら、改訂のポイントを具体的にお話いただきました。改訂の背景には、情報化、グローバル化など社会の変化が一層進む中で、多様な課題に最適解を見つけていく力や、他人と協力しながらお互いが納得できる答えを見つけ出す力が求められてくること、そうした中で「何を学ぶか」「どのように学ぶか」「何ができるようになるか」ということを明確にした教育の大切さが示されました。教育内容の主な改善点やカリキュラムマネジメント、「主体的・対話的で深い学び」となる授業改善など教務主任が新学習指導要領への対応を推進する上で有用な研修となりました。

《受講者の感想》
◎ 「新学習指導要領」の改訂に伴い「教務主任の果たす役割」について分かりやすく解説していただきました。特に背景となる社会の変化から子どもたちを取り巻く環境、情報の入り方や使い方が著しく変化、多様化している中での教育について考える機会となりました。

◎ 「新学習指導要領」の実施に伴い、その背景を教えていただき、今後それを踏まえた上でスムーズに移行していけるよう研修していきたいと思います。また、職員研修等で共通確認できるよう今後教務主任間でも情報交換、意見交流をしていく必要性を感じます。

◎ 本日は「新学習指導要領」について南丹教育局川口指導主事から講演をいただきました。いよいよ目前に迫ってきた新指の完全実施に向けて、様々な観点から学ばせていただきました。改めて確認ができて大変よい機会となりました。

◎ 今日は、「新学習指導要領」の改訂のポイントを分かりやすく教えていただきました。3観点での評価の仕方、特に「主体的な学びの態度」の評価が具体的にどのようなものか、今後研究していく必要があると思います。これを機会に新指を学んでいきたいと思います。


         学級経営基礎Ⅲ[10月19日(木)]
    京都府南丹教育局 湯浅 吉則 京都丹波人材育成アドバイザー
   亀岡市立亀岡中学校 九笹 健太郎 教諭 
  研究協議 ~学級経営の実際~



 10月19日(木)、「学級経営基礎講座Ⅲ」を開催し、亀岡中学校を会場に、九笹先生の1年生数学科の授業を参観しました。授業では、一人一人に目を向けながらメリハリのある授業が展開され、生徒は集中力を切らすことなく学習に取り組んでいました。事後研では進路を見据えた学習指導や「凡事徹底」、分かりやすい教材の工夫など九笹先生の指導や学級経営を中心に交流が進みました。日頃の自分自身を振り返るとともに実践への意欲が高まる研修会となりました。

《受講者の感想》
◎ 中学校の授業を参観することが初めてで小学校の雰囲気とは違いとても新鮮でした。先生と生徒との関係も日々の関わりや声かけを積み重ねていくことによって築き上げられていると感じました。授業もとてもスムーズに進められ、先の見通しも子どもたちに伝わっているなと感じました。今の学習が中3の進路やその先にもつながることを意識させることで、子どもたちの授業に向かう姿勢や目つきが変わるのではないかと感じました。

◎ 中学校の授業を見て、教え込みではなくペア学習を取り入れたり、話し合いを大切にしたりされていることに驚きました。こうした中学校生活を見越して小学校でも様々な人間関係が築けるサポートが必要だと思います。子どもたちを温かく見ていけるように声かけや机間指導等指導力をつけ学級経営をしていきたいです。

◎ 授業を参観して心に強く残ったのは生徒一人一人を大切にしているということです。「凡事徹底」をキーワードに「見る」と「書く」ことをメリハリつけて習慣化させているところに学級経営の要を感じました。中学校の最終目標は進路実現なので学力を身に付けることはもちろんですが、学校生活を落ち着いた雰囲気で過ごし、マナーを身に付けることも大切と私も考えています。改めて基本的な初期指導を大切にし、生徒との関わりを持っていきたいと思いました。

◎ 授業を通して、常に全員に伝えようという意識が感じられました。「凡事徹底」とありましたが、相手の目を見て話を聞くという当たり前だけど難しい約束をきっちり守っておられました。2学期になり楽な方に逃げてしまう生徒が増えてきがちですが、メリハリを強くして学級経営にあたりたいと思います。子どもたちの出口(進路)を把握して、それを指導に組み込んでいくということを考えていきたいです。

◎ 今日の公開授業では学ぶべき点が非常に多くありました。中でも一番は授業規律についてです。生徒に対する細かい丁寧な声かけは生徒を安心させる声もあり、一方で場を引き締める声もあり、生徒の集中を途切れさせることなく50分が過ぎていったように思います。4月から先生が積み上げてこられた指導や授業のスタイルを授業の中でたくさん見ることができました。自分の授業でグループワークを取り入れることが多いですが、うまくいかないこともたくさんあります。その中でも続けること、生徒たちに形をしっかり示すことの大切さを学びました。



 外国語活動講座[10月18日(水)]
亀岡市立亀岡川東学園 山口 卓也 教諭
亀岡市立亀岡川東学園 山野 誠  教諭
  What ~ do you like?



 10月18日(水)、亀岡市小学校教育研究会外国語活動部との共催で「外国語活動講座」を亀岡川東学園で開催しました。亀岡川東学園は義務教育学校として「特別な教科 英語」として1・2年生は「英語で遊ぶ」、3・4年生は「英語に親しむ」、5・6年生は「英語を身に付ける」と学校としての目標を定め、独自のカリキュラムで学習を進めています。この日は4年生の英語を複数指導で行う授業を公開していただきました。T1、T2の先生が役割をうまく分担しながら、子どもたちが楽しく意欲的に学習に向き合う授業を見せていただきました。また、「書くこと」の学習もあり、今後の英語教育を進めていく上での課題提起となりました。事後研では川勝校長から「特別な教科 英語」の進め方についてお話をいただき、その後授業をもとにした意見交流が行われました。

《受講者の感想》
◎ 外国語活動に積極的な児童の姿を見せていただきました。2人の先生で協力し、会話のやりとりを実演して見せながら授業をされていました。児童が書いたり聞いたり話したり様々な活動を取り入れられていました。川東学園の学校としての取組の一部を垣間見ることができました。教育課程に位置づけねらいをもって低学年から積み上げられていることを感じました。「話す」「聞く」「読む」「書く」の活動を授業の中に入れて外国語に親しむようにして工夫されていました。

◎ 研究授業と小中連携した英語学習を行うための取組を見せていただき、とても参考になりました。研究授業では教材の工夫やよい雰囲気つくりのための話し方、T2の活用方法など一つ一つが子どもたちのために有効に用いられているのだと勉強になりました。取組の交流では中学校に入学した生徒の「読む・書く」機会があった方がよかったというアンケート結果に驚かされ、学習の必要性に気づかされました。今日学んだことをこれからも活用していきたいです。

◎ 楽しい雰囲気の中での受業で、安心感のある学級の雰囲気が伝わってきてこちらまで楽しくなりました。私の学級で行う外国語授業は担任のみで行うので、授業内容も話すことが主となり、ゲームの要素が強くなってしまいます。また、教材研究から授業まで負担感があります。今日の授業を見せていただいて「書く」活動を積極的に取り入れるべきだと感じました。「音-意味-形」をしっかりと定着させることを意識して授業していきたいと思いました。もう一つの悩みは発音です。今日の研究会で他の先生方の悩みやアイデアをお聞きすることができて早速試してみようと思いました。




亀岡の学力向上Ⅰ9月1日(金)
京都府総合教育センター 平山 孝次 研究主事兼指導主事
亀岡市教育委員会 中川 巻信 指導主事  
  学力向上への具体的な取組

 9月1日(金)、「亀岡の学力向上Ⅰ」講座を開催しました。はじめに中川指導主事から「亀岡の学力の現状と今後の取組」について課題提起がありました。その後、府総合教育センター平山指導主事から「学力向上への具体的な取組」と題し講演をいただきました。これからの時代に必要となる資質や能力を育成するために、「何ができるようになるか」「何を学ぶか」「どのように学ぶか」という新学習指導要領の方向性を具体的にお話いただきました。また、児童生徒が「主体的・対話的で深い学び」になるための授業改善のポイントを実践例を交えて示していただきました。2学期に向けて各校での組織的な学力向上の取組が期待されます。



《受講者の感想》
◎ 課題提起における学力診断テストの結果と今後の取組をしっかり受け止めお話いただいたことをもとに取り組んでいきたいと思います。自校の分析をもとに学校全体で取り組むことや、学力向上に生かせる指導体制等を確立していきたいと思います。全教職員が課題をしっかり受け止めて学校としての問題として取り組むことの大切さをお話を聞いて感じました。学校に持ち帰り広めていきたいと思います。また、ナビつーるなどを活用して今後の学習に生かしていきたいと思います。

◎ 今回学力向上への具体的な取組を教えていただくことができ大変よかったです。勉強ができるようになるだけでなく、何のために学ぶのか、自分が学んでいることが生活の中でどのように活用されているのかなどに気づかせて、主体的な学びにつながっていく大切なことだと改めて思いました。また、何に着目させるか、より良い味方・考え方ができるように教師自身が子どものつまずきを予想し、ねらいを焦点化して取り組んでいくことの大切さも実感しました。今後学校で活かしていきたいです。

◎ 亀岡の府学力診断テスト結果の状況を改善するために、強みと弱みを学校全体で共有しながら授業改善を行っていくことの必要性を改めて感じた。基本はやはり普段の授業改善であると思われる。一人一人の先生の力量を上げるために、魅力ある導入、学びをしっかりと振り返り、次につながる手立てなど、方策を提案し、学校全体の教育力を伸ばしていけるよう研修の充実に努めたい。

◎ 質問紙にある「授業で自分の考えを発表する機会が与えられている」という設問は、自校では比較的高い意識であることが分かった。小規模校の強みであると考えられるが、3人テーブル、グループ学習等をアクティブラーニングの完成形とはき違えないように留意したい。「主体的・対話的で深い学び」について職員で一層研修を深めて授業のあり方について確かめておきたい。また、新学習指導要領の実施に向けて基礎学力の充実と既習事項が活用できる児童の育成に努めたい。



  特別支援教育研究8月24日(木)
亀岡市教育研究所 西村 淑子  スーパーバイザー
亀岡市立小中学校 通級指導教室担当者
WISC-Ⅳの意義と内容について

 8月24日(木)、「特別支援教育研究」の講座を開催しました。今回の研修は、WISC-Ⅳの検査目的やコンプライアンスなどの基本的な考え方と、具体的な実施方法について学びました。実習では検査者と受験者になり検査の実際を体験しました。実際に検査の場面を体験することで検査の留意点を学ぶことができ、子どもへの適切な指導や関わり方について考えることができました。特別に支援を要する児童生徒が増加する中、特別支援教育の担当者や通級指導教室の役割は一層重要になってきます。教員の専門的な知識や能力の向上とともに、人材育成の観点からも継続した研修が必要です。



《受講者の感想》
◎ 検査用具を使う機会は全くないので、本日はとても良い勉強になりました。WISC-Ⅳについても分かりやすく説明していただきありがとうございました。山川先生から検査を通じて分かることで「部分から全体を見る。全体から部分を見る」ということから、プランニングの仕方の違いについても教えていただきよく分かりました。数字ばかり目がいきがちですが、検査を奥深く考えてみると、多くのことに気づくことが分かりました。その子の目の動き、思考の仕方など指導の役立つポイントをたくさん学べてよかったです。

◎ 今日の研修の中で、WISC-Ⅳの倫理観や検査方法を改めて学んだことで検査が何を目指して行うものなのか、また、指導者側の意識の持ち方等について勉強になりました。山川先生の経験から話された児童の実態と検査項目との因果関係が大変分かりやすく、検査内容の意図するものが何なのか勉強になりました。特別支援教育の専門性をさらに高めていきたいと思いました。参加された先生方ともつながりが持ててよい研修となりました。

◎ 発達検査について全く知らず参加させていただきましたが、検査内容やその結果の見方等を具体的に分かりやすく説明していただきとても勉強になりました。実際に用具を操作しながら検査をする側と受ける側を体験させていただくことで、どのような項目があり、どのような力が分かるのかを実感することができました。検査によって子どもの得意な力を使って支援する方法を探るというお話が印象に残りました。子どもの力をより具体的に知り、その力を生かしながらその子の力をより伸ばしていくこと、また、そのためにできることを探っていくことが大切だと感じました。

◎ 支援学級の担任をするようになって、発達検査が少しずつ身近なものに感じられるようになってきましたが、まだまだ分からないことが多く、もっとうまく活用できたらいいのにと悩んでいました。今回受講させていただき、WISC-Ⅳが分かりやすく、自分でもやってみてどんな力を見ているのかを体感することができました。子どもたちの特性をつかみ、適切な支援につなげることができれば、子どもたちももっとのびのび学校や家庭での生活が送れるようになると思いました。もっと勉強して活用していきたいと思います。



夏季教育セミナー[8月17日(木)]
株式会社京都パープルサンガ
取締役チーム強化本部 細川 浩三 部長
 ホームタウン推進部 鶴羽 健大 部長
    普及部 福中 善久
ホームタウン推進課 谷 健太
    
  「子どもの成長における集団競技(生活)の大切さ」について

 8月17日(木)、「夏季教育セミナー」を開催し、亀岡市の小中学校の教職員が参加しました。
「子どもの成長における集団競技(生活)の大切さについて」というテーマで、京都パープルサンガから講師をお迎えし、1部「京都サンガFCの理念」(鶴羽)、「ホームタウンの取組」(谷)、2部「つながり隊及びスクールについて」(福中)、3部「サッカー界・サンガFCの育成の取組」(細川)という内容で各氏からお話をいただきました。ラモス選手との出会いの一言で人生に勇気づけられた手紙の朗読もあり、スポーツを通して子どもたちの成長に関わるすばらしさを教えていただきました。子どもとの関わり方や指導のあり方やスポーツが果たす役割など、多くの視点から広く学ぶことができました。



《受講者の感想》
◎ 子どもたちの接する際に大切なものは「笑顔」「楽しさ」であることに共感しました。最近の子どもが自己肯定感が低く、テレビゲームが大好きなことに危機感を感じます。そしてそれを打開するために大切なことは、「失敗をたくさんする」こと。そしてそこから学び「次どうしたらできるようになるか」と問いかけ、次へのモチベーションにすることで社会で生きていく力をつけていくのだと思う。今の子どもは「何でも教えてもらえる」と思っていることにも共感しました。これを自ら学ぶに変えていくためにどうしたら良いか考えていきたい。すばらしい選手は傾聴力が高い。このことはすごく勉強になった。これからそのことを子ども達に伝えていきたいし、自分でも実践していきたい。いじめの話は聞いていてとても感動した。すばらしい選手は本当に人の一生を変える力があると思う。だからことすばらしい選手なんだと思います。

◎ 答えが一つではない自由度の高いのがサッカーの良さだと言われ、子どもたちが主体的に考えて行動する場の大切さを感じました。また失敗をプラスに捉え、次どうするかに目を向けさせるのは指導者の大きな役割であると感じました。どうしても時間などを理由に教師のレールに乗せがちだけど、本当に子どもとつながり思考する力をつけさせるには子どもに問うたり任せたりして自分たちで乗り越えていく経験が大切で自身の実践でも気をつけたいと思いました。サンガのプロジェクトでは「楽しむ」「考える」「チャレンジ」の3つをコンセプトにされているということだったが、これはサッカーに限らず学校教育にも核におかないといけないことだと感じました。子どもの内から生まれる意欲をいかに引き出し、主体的に活動できる場をつくれるか、今後意識しながら子どもたちと関わっていきたいと思います。



小学校教務主任研修[8月2日(水)]
同志社女子大学英語英文学科 若本 夏美 教授
  小学校の外国語教育

 8月2日(水)、小学校教務主任研修が開催され、同志社女子大学若本教授から「小学校の外国語活動」と題して講演をいただき、子どもたちが英語を使うことを楽しいと思える授業づくりや積極的な他教科との連携、中学校英語との連携を意識することなどの話がありました。まとめでは、亀岡の外国語教育は「Basic Interpersonal Communicative Skills(BICS)」=「日常生活での英会話能力」を身に付けることをゴールにしてはというお話もありました。
 また、市教委井上指導主事から、外国語教育に関わる最新の動向について情報提供がありました。来年度の先行実施に向けて、授業内容だけではなく、身に付けるべき力を明確にした計画の必要性を確認することができました。




《受講者の感想》
◎ 来年度から実施する外国語活動で、何を大切にすべきかを具体的に提示していただきよく分かりました。まずは英語でコミュニケーションをとり楽しめることが何より大切だと感じました。教師が「楽しい」と思える授業をすることで子どもたちも「英語が嫌い、わからない」と思うことが少なくなるのに納得しました。また、小学校ならでは(担任の指導)の合科的な進め方のヒントはとても参考になりました。

◎ 外国語科がスタートすることで、多くの先生が不安な気持ちでいるのではないかと思うが、具体的な内容を研修することで「楽しい」「やれる」という思いになっていく。本校でも外国語の校内研修を持つことで、教材等を工夫しながら少しでもやってみようという雰囲気になってきている。今日のこの研修はそのことを改めて感じられるよい機会であった。「英語を使うことが楽しい」と思える授業を展開し、中学へと送り出していきたいと思った。

◎ 英語能力とは何か、そして英語学習で何ができるようになればいいか、何をして、何をしてはいけないか等、大きなテーマでのグループ討議でしたが、話し合う中でどんどんポイントがはっきり見えてきたように思えました。まず指導者が楽しそうに授業をすること、そして英語を使うことが楽しいと思える子どもを育てること、英語嫌いをつくらないこと。そのために、子どもをほめ、まちがいはないことを知らせること。英語も他の教科も重要なことは同じだと改めて考えさせられました。

◎ はじめのアイスブレーキングのときに、英語を口に出して少し恥ずかしく感じながら、相手に伝わった「気持ちよさ」というのを同時に感じていました。英語によるコミュニケーションの楽しさを子どもたちには小学校段階でしっかり感じさせていきたいと思いましたし、身近な中で外国語にふれる機会をかたく考えずに、外国語活動の時間に取り組みたいと思いました。

◎ 外国語活動が実施されることで、子どもたちに何をどのようにさせるべきかが少し分かったので、不安もあるが期待も持てるようになった。まずは自分自身が前向きに努力していきたい。「楽しい授業」「わかる授業」を目指して取り組んでいこうと思う。自分の中でもう一度整理して教務主任会や小中連携で研修をしっかり行いながら進んでいきたい。



 中学校学校経営講座[8月1日(火)]
京都府南丹教育局 木上 晴之 局長
  最近の教育課題について

 8月1日(火)、「中学校学校経営講座」を開催し、京都府南丹教育局木上局長から「最近の教育課題について」と題し講演をいただきました。文科省予算編成概要や財政制度等審議会の経過をもとに、国の動きと合わせた教育改革の方向を説明をしていただきました。また、教育再生実行会議第10次提言の概要では、情報技術の発展や就業構造の変化等により生じている課題を、家庭・地域・学校のそれぞれの教育力の充実に向けて取組が提言されており、教育の質の向上や教師の負担軽減に向けた働き方改革等、学校現場として意識的に改善していく取り組みが求められています。



《受講者の感想》
◎ 国の動向、府の方針の大きなつながりを説明していただきました。実際にこれからの流れに直結していくお話で興味深く聞かせていただきました。特に閣議決定からの流れについては注意深く意識しておく必要があると感じました。このように先を見通して感覚を持って日々の実践、学校経営を行っていきたいと思います。

◎ 教育の今日的課題として、学校・家庭・地域の役割分担、教育力の向上、そして教師の働き方改革が挙げられました。働き方改革の中では部活動の指導の教師負担軽減、教師のやるべき仕事の明確化が早急に必要であると話されました。日頃は何気なく行っている業務でも改めて指摘されると考えさせられる内容でした。

◎ 国の様々な部会で教育について議論されており、動向を教えていただきました。ここ数年は学習指導要領も変わり大きく変化していく時代です。社会が急速に変化する今も、将来の担い手をどう育てていくのかが中学校の大切な役割だと思いました。少しでも心に余裕を持ち、国や府の動きにも目を向けながら教育を進めていくことができればと思います。

◎ 国の動向、財務省内閣府の動き・考え方を丁寧に説明していただきました。それらを根本として教育再生会議、第10次提言で具体化され、府教委との中教審特別部会との関連の最新情報を提供していただきました。現場で教員全体の勤務・働き方について見直すべき機会をいただきました。国の動向等にも注目していきたいと思います。

◎ 文科省、財政制度、経済財政運営と改革の基本方針の話は初めて聞く話が多く、より一層の研修が必要であると思った。教育再生実行会議については、働き方改革の話、数値目標には同感し、女性職員の数値目標については参考になった。今後、事項における働き方改革を校長、教頭教務で連携を取りながら進めていかなければと思った。



生徒指導研究Ⅱ [7月31日(月)]
亀岡市教育委員会 須知 学 指導主事
亀岡市立東輝中学校 神先 宏彰 校長  
亀岡市立亀岡小学校 白波瀬 和彦 校長 
亀岡市立亀岡川東学園 川勝 哲也 校長
    
  講座参加者に期待すること

 7月31日(月)、「生徒指導研究Ⅱ」講座を開催し神先校長に「講座参加者に期待すること」と題してお話をいただきました。新任から30数年間の教師生活の中での生徒や保護者との数々の関わりや、問題をチームとして乗り越える学校づくりの推進など豊富な実践を聞くことができました。さらに、「教師に求められる資質」と「教職員として目指すべき姿」を提示していただき、一つ一つを受講者がチェックする中で自分自身を振り返り、自らの資質向上や目標とする教師像について考えることができ、明日からの実践に踏み出す意欲が高まりました。

 

《受講者の感想》
◎ 神先先生の話を聞いて主に2つのことが印象的だった。1つが「落城3日、築城5年」という言葉である。この言葉は様々な場面に当てはまることであり、小さなミスやトラブルがこれまでに築いた良い関係を壊してしまう可能性があるということが何より心に響いた。児童理解や保護者との連携に努めるのはもちろん、些細な変化にも気づくことができる教師の目をしっかりと養っていきたい。2つ目は「教師としての自分を振り返る機会をもつ」ということだ。今回用意していただいた教師としての資質チェックを行い、キャリア形成の視点を持つ意識が弱いということを感じた。このように自分自身の課題や改善点に気付き、教師としての力を高めていけるよう定期的に振り返る時間を持つようにしたい。

◎ 1学期を終え少し心に余裕のある時期に、自分を振り返るよい機会を与えていただいて改めて教師について考えることができました。「教師に求められる資質」というプリントでは、自分が苦手だと思っているところがはっきりと分かり、2学期以降すべきことが明確になったような気がします。今日の講演を今後に生かすために、自分なりの振り返りシートにしてみたり、他の職員とも共有するなどして生かしていきたいと思います。今特に他の教師と協力してチームとして動くということに難しさを感じています。学年団や学校全体それぞれの中で、自分がどのような役割をしていかなければならないのかを考えていこうと思います。

◎ 今日のお話を聞いて、足を運び保護者や生徒と共有することの大切さや、先を読んで行動することの重要性について学ぶことができました。私は今部活の中での悩み事があり状況の改善について日々考えています。そこでも足を運ぶことや保護者、生徒と話をすることの大切さを痛感しています。先を読み、大切な情報や時間を共有することをこれからも考えて行動していきたいです。また、教師に求められる資質について考える中で、やはり最も重要なことは、子どものことをどれだけ考え思いを受け止めて教師として行動できているかどうかということだと感じました。自己の実践を振り返り、改めて自分の課題を見つめ直すことができました。夏休み中にも自分の実践について考え2学期につなげていきたいです。


中堅教員研修Ⅰ [7月4日(火)]
亀岡市教育委員会 田中 太郎 教育長
  中堅教員に期待すること

 7月4日(火)、「中堅教員研修Ⅰ」講座を開催し田中教育長から「中堅教員に期待すること」と題して講演をいただきました。
 AIの導入などこれからの社会の変化を教師が捉え教育に当たることの大切さとともに、学習指導要領の今回の改訂がそうした中で行われていることを読み取ることの大切さを指摘されました。教職員の世代交代が進む中、教育活動におけるマネジメント力の向上や、若手教員の育成など中堅教員としての役割が一層重要になってきています。今回の研修を契機に中堅教員の先生方の活躍と今後の成長が強く期待されるところです。



《受講者の感想》
◎ 中堅教員とは、授業力があり得意分野がある教員であり、また管理職の経営方針の意図を理解し具体的に実践していく教員である。また、部下を育てている過程ではできることとできないことの見極めをしっかりし、できる仕事を与えて評価することが大切である。そこで仕事を与えて待つことが一番大事である。ついつい与えて待つことができずに自分でやってしまうことがあるので、自分のマネジメント能力の低さを感じる。私たちに今求められる資質はアウトプットの力。今子どもたちにもクラスでこれをやっているが、この力は思考力、判断力、表現力、すべて必要になってくる。教師もこれができる教師でならなければならないと感じる。求められることに答えられるように役割をしっかり自覚して仕事をしていきたい。

◎ 一番印象に残ったのはグループ構成員の評価についてです。できることとできないことの見極めをこちらがきっちりと行い、その仕事を任せることで成長していくということはとても理にかなっていて大切なことだと思いました。自分の成長だけでなく若手の先生方の成長にいかに自分が関わっていけるかということをこれから考えていきたいと思いました。自分が関わることで誰かが成長することに喜びを見つけていけるように中堅教員としての自覚を持ち、日々の実践・役割を丁寧に行っていきたいです。

◎ 採用されて12年目を過ごしています。中堅と言われることが多くなりました。本校の職員の年齢が大変若くなり、必然的に自分の世代が学年主任や生徒指導主任などを任せてもらうことが多くなります。今日の講義の中で「時代の流れを読む」というキーワードが出てきました。子どもの取り巻く環境の変化に対応し新しい学習指導要領にも対応して生徒の学力、生活を向上させていくことを頑張っていこうと思いました。

◎ 日々子どもたちと接し、自分の教師としての夢や情熱が空回りすることがある。『自分はこんなに一生懸命やっているのに』というような思いをつい持ってしまうこともある。そんな中で中堅教員としての役割や資質は教師として忘れてはならないことを再認識させていただいたような気がする。家庭的にも課題がある児童も多い中、自己肯定感を高め、幸せな自立の一歩をどう歩ませるかが今の私の課題である。今の社会も見極め、これからの指導に生かしていきたい。『嫌われ役』できるでしょうか?




生徒指導研究Ⅰ [7月3日(月)]
亀岡市教育委員会 和田 純一 教育部次長兼総括指導主事
  亀岡市教育委員会 須知 学 指導主事
 亀岡市立亀岡小学校  白波瀬 和彦 校長
亀岡市立東輝中学校 神先 宏彰 校長
 亀岡市立亀岡川東学園 川勝 哲也 校長  
  講座参加者に期待すること

 7月3日(月)、「生徒指導研究Ⅰ」講座を開催しました。はじめに和田次長から、この講座の趣旨とねらいについての話があり、自分自身の課題意識を持って有意義な研修になるようにと激励がありました。続いて川勝校長から、毎日の挨拶や整理整頓、生徒全員を視野に入れた指導など、基本的な指導とその徹底ができているかどうか問いかけがあり、その重要性を強調されました。白波瀬校長からは、学級経営のポイントと生徒指導の初期対応の重要性について具体的に話していただきました。教師はいきなり初任者から責任を負う仕事であるが、同時にやりがいのある仕事であり、ネットワークを広げ研修を積んで力をつけてほしいと期待が寄せられました。



《受講者の感想》
◎ 本日は、生徒指導において大切なことや生徒指導の役割などについて具体例を入れて 分かりやすく話をしていただきありがとうございました。川勝先生がおっしゃっていた「整理整頓」「一人一人と目を合わせているか」「挨拶」のことなど、もう一度自分自身で見つめ直していくことが大切だと感じました。私は今一年生の担任をしていますが、子どもたちは本当に教師のことをよく見ているなあと感じます。だからこそ、きめ細やかに一人一人を大切にしてそれぞれの個に合った指導や関係づくりをしていけるよう努めたいと思いました。白波瀬先生のお話からは組織として動いていくことの大切さや、子どもの背景をつかむために保護者と直接会って話をすることの大切さを学ばせていただきました。学校、担任、保護者が手を取り合って子どもの成長をサポートしていく環境を整えていくことが、児童生徒にとってはいかに大切かということが分かりました。

◎ 生徒指導と聞くと、何か問題が起きたときにどう関わっていくかということが取り上げることが多い。しかし、実際には範囲が広く子どもたち一人一人をどのように理解するのがいいのか、それどれの先生方の立場から多くの視点をもって見つめることが大切だと再認識することができました。その時に、必要な心構えとして、きめ細かく全員を視野に入れて明日からの自分自身の実践に生かしていこうと思いました。子どもを取り巻く背景や環境が見えにくくなっていることや、人間関係をつくることが苦手で希薄になりつつあること等、これから私が向き合うときのために研修を通してよく考えていきたいと思います。

◎ 日頃から生徒指導がうまくできないので、どうやっていったら良いのか悩んでいたので、今回この研修に参加させてもらうことができてうれしいです。川勝先生の話を聞いて最近教室の整理整頓がきちんとできていなかったな、毎日楽しんで子どもたちに接することができていなかったなと、きめ細やかに子どもたちに対応できていなかったことに気づきました。また、白波瀬先生の話の中にあった居場所づくりもどこまでできているのかのと思いました。1学期は残り少しですが、今日気づいたことからひとつずつもう一度取り組み、2学期へつながるように子どもたちと過ごしたいと思います。


セーフスクール講座Ⅰ[6月30日(金)]
日本セーフコミュニティ推進機構 白石 陽子 代表理事
亀岡市自治防災課セーフコミュニティ 松永 恵理子 主任   

  心と体の安全な学校づくり

 6月30日(金)、「セーフスクール講座Ⅰ」を開催しました。亀岡市が進めているセーフコミュニティ活動の一環として保育所、小学校を中心に取り組まれているセーフスクールの活動について理解を深め、事故やケガのない安心安全な学校づくりについて学びました。はじめに、松永主任から亀岡市のセーフコミュニティの活動現状を報告いただき、続いて日本セーフコミュニティ機構白石代表理事から、「心と体の安全な学校づくり」と題して講演をいただきました。事故やケガは予防できるというセーフスクールの理念のもと、各校で安心安全の視点で今一度子どもたちの生活を見直し改善を図ることの大切さを考える契機となりました。


《受講者の感想》
◎ セーフスクールとは、セーフコミュニティの理念をもとに、体系立った方法によって安全の向上に取り組む仕組みと、エビデンスに基づいた予防対策ができている状態であることを理解することができました。安心安全であるために、課題を明確にしそれに対する戦略が一方向だけでなく、うまく循環している体制であるとも理解しました。子どもたちが将来にわたり自分や周りの人の安心安全な環境や社会づくり、地域づくりの基礎にもなっていると思いました。前向きに取り組む工夫や、様々な人や資源を活用して取り組んでいけたらと思いました。

◎ 本校ではケガの件数が少ない現状であるが、維持できるように課題の発見に努めなければならないと思った。環境整備すること、子どもの精神状態の安定を図ること、本校ではこんなところから推進していこうと考えている。また、家庭や地域などにも発信できるよう学校全体で考えていきたい。

◎ 亀岡市のセーフコミュニティの10年間の取組を聞かせていただき、多くの成果が得られていることが分かりました。また、セーフスクールの取組には、学校で毎日大小の様々なケガが起きていますが、少しでもケガが減少するようにと取り組んでいるところです。今日聞かせていただいた学校の環境や体制を見直したり生徒の声かけや生徒自身が 考えて行動できるような取組を考えていきたいと思います。安心安全な学校づくりができるよう学校・家庭・地域が連携して取組を進めていきたいと思います。

◎ セーフコミュニティとは、危険や危害をコントロールする仕組みができている状態をいいますが、そのための学校としての方策をより具体的に打ち出していくことが必要です。子どもたちが安心で安全に学校生活を送れることができるようにするためにも継続していくことが大切であるとわかりました。学校に帰って早速検討していきたいと思います。


 学級経営基礎Ⅱ[6月29日(木)]
京都府南丹教育局 湯浅 吉則 京都丹波人材育成アドバイザー
  研究協議 ~私の学級経営~

 6月29日(木)、「学級経営基礎講座Ⅱ」を開催しました。学級通信や学級経営計画などを持ち寄り、「どういう学級経営をするのか」「どんな子どもに育てようとしているのか」を互いに交流し合いました。それぞれの先生が子どもたちを前に一生懸命学級づくりに取り組んでおられる姿に共感し刺激を受ける場となりました。実践のアイデアが聞けたり、悩みが出されたりして、有意義な研修会となりました。



《受講者の感想》
◎ 各学校で取り組まれていることや、どんなクラスにしたいかという内容で学級通信や経営計画を持ち寄り話し合いをしました。小学校と中学校では指導が異なるところもありましたが共通する部分もありました。先生方一人一人が子どもたちと向き合う姿勢やルールづくり、工夫されているところなど、たくさん参考にさせていただきました。中でも集団としての自分の立ち位置、集団に埋もれない一人一人に役割を持たせ活躍できる場を設けてあげることが大切だと感じました。

◎ 学級経営について他の先生方や他校種の先生の話を聞き、実際の通信を見せていただいて、様々な工夫やアプローチの仕方があるんだなと感じました。目の前にいる子どもたちをどのように育てていくか、先生たちは真剣に向き合っておられ、私自身ももっと頑張ろうという気持ちを持つことができました。子どもも様々なら学級経営も様々です。先生たちと熱い思いを交流できてとても良い時間を過ごせました。次の授業参観が楽しみです。

◎ 今日の講座では、各先生方の学級経営における重点目標や小中学校の交流を行った。先生方の思いや悩みを聞いていく中で私自身がハッとさせられるものや、共感できるものが多くとても有意義な場となりました。特に、生徒との関わり方やどの層の生徒を惹きつけられるかといった話し合いでは、様々な手法や今後の展望を持つことができました。改めて教師は人と人とのつながりと協力を大切にしていくことが求められると感じました。この講座での出会いを大切に、これからもより良い教育の実現に向け研鑽に努めたいです。

◎ 多くの先生から学級経営についてのこだわりを聞くことができ、大変有意義な時間でした。小中において共通していることは、学級の中にいかにしてルールを浸透させていくかが大事であるということです。特に人を傷つけるような言動については厳しく対応するという点も共通していました。個人や集団がより良い方向に向かっていくために、教師としてどのような立ち位置でそのような役割でいるべきなのかを考えたいと思います。またどのような生徒を育てたいか、長い見通しを持って学級経営を進めていきたいです。



特別支援教育Ⅰ[6月20日(火)]
亀岡市立保津保育所 西河 公子 所長 
  保育の中でソーシャルスキルトレーニング(SST)を

 6月20日(火)、「特別支援教育Ⅰ」講座を開催しました。集団の中でうまく行動し、良好な人間関係を築いていく能力を幼児期から育てていこうとするソーシャルスキルトレーニング(SST)について、保津保育所西河所長から、理論と実践を様々な事例を通しながらお話をいただきました。いろいろな遊びを通して感覚の統合を図り体の成長を促していくことや、集団での活動の中で友達との関わりを深め社会性を身に付けていくことなど、一人一人の成長と発達を丁寧に見て保育していくことの大切さとともに、保育士としての専門性を高めそれを活かした保育実践を進めることの重要性を教えていただきました。



受講者の感想(一部抜粋)
◎ 就学前からていねいに保育をされていることがよく分かった。居心地の良いクラスづくり、一人一人が成長でき互いに認め合える集団をつくることは、子どものどの発達段階でも必要なことだと思う。子どもに分かりやすい保育ということで明確な課題の与え方、教え込みでなく考えさせる保育が大切であり、支援者としては、「待つ」ことを大切にして子ども自身が発見し工夫する場面をたくさん設定することが大事であると思った。自分の体を使いこなせるようにするために、楽しんで取組をされていると思った。「忍者の修行」や「ブルーシートのテント」「ぬたくり遊び」等大胆な取組にふれ、小学校でも子どもの意欲を持続させる取組を大切にしたいと思った。

◎ 「SSTが特別なことではなく、日々の保育と同じ」ということを先生が実践された教育や、写真を通してのお話で大変分かりやすく自分の保育を振り返りながら考えることができました。その日の課題についても一緒に準備し片付けることの大切さ、問題が起こったときにすぐに解決方法を言ってしまわず、考える機会を与え待つことの必要性についても大変勉強になりました。心に寄り添うことでその子の困り感が少しでも軽くなる関わりを目指し、居心地の良い環境づくりとともに、楽しい保育ができるよう自身の保育を考えていきたいと強く思いました。

◎ SSTを保育の中でどのように進めていくか、何を大切にしていくかということを事例をもとに話をしていただき良い勉強になりました。日々の保育の中で実践に活かしておこうと思いました。その中で自分自身が子どもたちの今の姿をしっかり見て受け止め、課題を担任だけではなく同じクラスの職員が認識することが大切で、連携をしっかり取っていくことの大切さを感じました。一人一人の成長を促すために子どもたちの姿を見て子どもたちが考える機会をつくること、活動を楽しめるものにすることなど、子どもの成長にあったものでなければいけないと思いました。保育士自身が一つ一つの活動においてねらいを持って活動し、反省を次回にいかしていくことの大切さを心に留め一日一日一人一人を大切に保育していきたいと思います。



亀岡の生徒指導Ⅰ[6月15日(木)]
亀岡市教育委員会 和田 純一 教育部次長兼総括指導主事
亀岡市教育委員会 須知 学  指導主事        
  生徒指導の現状と課題

 6月15日(木)、「亀岡の生徒指導Ⅰ」講座を開催しました。はじめに和田次長が、生徒指導主任は学校運営の要であり、教育目標達成のため生徒指導の果たす役割をしっかり踏まえ、生徒指導の3機能を生かした指導を組織的に進めていくことの重要性を指摘されました。次に須知指導主事から、生徒指導の状況と課題についてお話をいただき、校内組織の確立や問題事象への対応の仕方、また不登校の対策には魅力ある学校づくりで不登校児童生徒を学校復帰させる取組を進めることなど、今後亀岡市の小中学校が取り組む方向性を示していただきました。



受講者の感想(一部抜粋)
◎ 小学校では6月、10月に事象の発生が多く、行事の中での人間関係のトラブルが目立つ。このことは学校全体としての緊張感をもっておくことが重要だと感じた。学校として全教職員で同じゴールを目指し、情報を共有することで組織的に動くことが必要なことを再確認できた。不登校の問題、生徒指導上の問題は現在本校ではないが、どの学校でも起こりうることなので、常に気を配り現状の改善をする取組を進めていく必要があるので実行していきたい。

◎ 学校としての組織的対応について、以前に担任が抱え込んでしまって問題が大きくなったことがあった。それ以後、小さなことでも報告してもらうようにしている。本校では事象が分かったときには、すぐに校長、教頭、教務主任、生徒指導主任、担任が集まり対応を検討・決定するようにしている。それ以後問題が大きくなることはなくなった。生徒指導主任として情報・報告を求めていくよう今後も留意したい。スクールカウンセラーの活用として本校でも中学校のSCに何度か見てもらいたい児童がいるので、中学校と連携を取りながら対応・指導していくつもりです。

◎ 特に新鮮に聞かせてもらったのは、不登校を減らすために魅力ある学校づくりをするという視点であった。生徒が学校生活の中で頑張っていることや、楽しみにしていることに着目したり既存の取組に修正を加えていくことの重要性がよく分かった。また、不登校と児童虐待との関連についても興味深かった。不登校の要因のトップが「家庭に係る状況」となっている事実から、児童虐待についての理解を今後一層深め、共通理解を図って学校の役割をしっかりと果たせるようにしていきたいと思った。

◎ 生徒指導主任の役割が改めて学校内で大きなものを担っているということが再確認できた。今本校では、大きな事象はないですが、小さなことを小さなうちから攻めの姿勢で指導しています。落ち着いた学校生活があるから『明日もがんばって学校へ行こう』という意欲につながり、学力向上につながっていくと思います。事象が起こりそれが解決の方向へ向かえばそれで終わりではなく、情報をさらに自ら求めて動くようにしていきたいと思いました。



音楽科教育講座[6月7日(水)]
京都府総合教育センター北部研修所 浅井 ちとせ 研究主事兼指導主事
保幼小をつなぐ音楽活動

 6月7日(水)、小教研音楽部、保育研究会との共催で音楽科講座を開催しました。講師は昨年に引き続き京都府総合教育センター北部研修所の浅井先生です。はじめに、新学習指導要領で音楽科が目指す資質や能力を保幼小のつながりの観点でお話をいただきました。音楽づくりの演習では、「竹取物語」を旋律楽器や効果音を用いてBGMを創作しました。子どもたちの生活から遊び歌が消えてきていることから、日本文化の伝承という点や子どもたちの感性を育てるという点からも幼児期からの音楽教育の重要性を一層認識した研修となりました。



受講者の感想(一部抜粋)
◎ 浅井先生にはとても分かりやすくおもしろく、音楽について教えていただきありがとうございました。リズム打ちの学習があんなに楽しいものなのだと実際にやってみてよくわかったような気がします。音楽を愛する心情、音楽に対する感性、豊かな情操を育んでいくために心から楽しいと思える音楽をしたいと思いましたし、そのためには教師が心から楽しむことが大切だと思いました。身のまわりの音にも耳を傾け、その音を大切にしていきたいと思いました。

◎ 今日の講座では、幼小のつながりがよく分かりました。自分が幼稚園に通っていた頃を思い出しましたが、手遊びなど今の子に通じない理由も分かってすっきりしました。子どもの頃におばあちゃんに教えてもらった歌や遊びが感性を磨くものであったり、表現の仕方を学ぶ一つのものだったんだと知り、奥深いものを感じます。昨年に引き続き浅井先生の講座でとてもうれしく思いました。演習では短時間に創作された「竹取物語」はさすが音楽の先生の集まりだと圧倒されるものでした。自分の音楽的センスのなさに 気づかされつつ、こんなこともできるんだと自分の感性を広げていただけたことをうれしく思います。

◎ 浅井先生の講演では、身の周りの素材を使った音づくりや「すてきな音」に気づく感性を育てることの大切さ等を教えていただくことができた。また、なかなか取り組みにくい創作について演習を交えてお話いただくことでイメージがわき、クラスでも取り入れてみたいと思った。慌ただしく時間を過ごすことが多いが、いろいろな音のよさを感じたり楽しんだりということを音楽の時間だけでなく大切にしていきたいと思った。

◎ 今回の講座では、まず、今の子どもたちの遊び方や経験等について考える場面があったため、自分の受け持つ学級の様子と照らし合わせながら考えることができた。日常的な遊びの中で、音楽を取り入れた活動をすることでリズムを感じたり自然とコミュニケーションがとれる力がついたりすることが分かった。




教育相談講座[6月1日(木)]
亀岡市教育研究所 西村 淑子 スーパーバイザー
      中村 明世 教育相談員
      黒川 出  教育相談員
  教育相談活動の効果的な連携と協働

 6月1日(木)、「教育相談講座」を開催しました。子どもたちの抱える問題の背景が、人間関係や家庭環境など複雑になる中で対応が難しくなってきています。そうした中でSSWやSC、医療や福祉機関との効果的な連携と協働が一層重要となってきており、そのあり方や注意点について西村スーパーバイザーからお話をいただきました。本所で行っている教育相談活動や適応指導教室(やまびこ学級・ふれ愛学級)の現状についても教育相談員から説明を受け、具体的な連携の一つとして理解をいただきました。

 

参加者の感想(一部抜粋)
◎ 教育研究所で行われている教育相談活動の詳細について話を聞くことができ、何が目的なのか、どんな活動をしているのかがよく分かりました。実際の活動が意外と現場の教師は知らないことが多く、教育相談担当以外の教師も知ることが必要だと思いました。校内においてその仲立ちになるような役割を担わないといけないと思いました。SCの西村先生が小学校にも訪問できる機会もできたので、学校における相談を含め研究所の教育相談を活用できるようにしていければと思います。

◎ 適応指導教室・教育相談で気をつけることとして、何を共有するかを吟味して連携することや、思慮の足りない連携はリスクを生むということが分かった。また、実際に教室やプレイルームを見学させていただき、どのようにふれ愛で1日学んでいるかということも分かりました。中村先生がおっしゃっていた面談の中で気をつけていることを意識して、子どもたちや保護者に寄り添っていこうと思います。

◎ 教育相談を担当していて常に難しいと思うことは、友達関係、生活面、特別支援、家庭環境等、様々な面が重なっていることが多くなってきていることです。今日の講義の中であった「校内組織と教師間連携のあり方」「何を連携し何を見なければならないのか」を考える機会となりました。印象的な言葉として私も見習っておこうと思ったのは、「アクションを起こした時点で解決への第一歩となっている」「今まで子育てをされてきた保護者の方に敬意を持つこと」です。おごることなく真摯に誠実な気持ちを持とうと思いました。

◎ 本校では、週1回教育相談部会を開いています。各学年から1名、教育相談教員、養護、SSW、SCと生徒の交流と指導方針を立てています。一人一人の課題が多岐にわたり、バックグラウンドも複雑でいろんな要素が絡み合い、対応に苦慮しているのが現状です。SCからは、専門的見地から助言をいただいたり、SSWからは外部機関や保護者への対 応で支援していただいています。チームとして不登校やその傾向にある生徒の状況の改善に努めており、ふれ愛教室とも以前から連携を取り、支援を心強く思っています。




 学級経営基礎Ⅰ5月25日(木)
亀岡市教育委員会 和田 純一 教育部次長兼総括指導主事
  京都府南丹教育局 湯浅 吉則
 京都丹波人材育成アドバイザー
  学級経営の基礎 ~人権の視点を柱にして

 5月25日(木)、採用3・4年目の先生を中心に学級経営力の向上をねらいとした「学級経営基礎講座Ⅰ」を開催しました。(全5回)
 和田次長からは、子どもを見る視点、責任と自覚、学び続ける事の大切さなど教師の資質に関わるものから学級経営のゴール、学年目標をどう生かすかなどの具体的なお話をして頂きました。また、湯浅アドバイザーからは人権教育を大切にする学級経営のあり方について、これまでの京都府の取組の歴史や教師として目指すべき目標、義務教育の役割と責任などについてお話しいただきました。

 

参加者の感想(一部抜粋)

◎ 学級経営の柱として特別支援教育、生徒指導、人権を大切にする3つの視点の中でも、特に人権意識を大切にすることで子どもたちへの見方が変わり、一人ひとりを大切にする教育につながると感じました。お二人の経験から学んでこられた話から、これからの教師人生において根底となる、変わらず大切なことを知ることができました。目の前の子どもたち一人ひとりを大切にし、一つ一つのことを丁寧に誠実に向き合いたいと思います。

◎ 学級経営の基礎について一人ひとりの人権を大切にすることがキーワードになっていることを強く感じた。人権という大きな分野だが、その中でも「他者を思いやる心」がキーになっていると思う。人と人との信頼関係、行動の自立というのは広い視点を持って成り立つものであり、自分本位ではなく集団の中の個として全体のために行動できる力を養わねばならない。その根幹に「思いやる心」があると考える。現在、「ありがとう」を大切にして学級経営を進めているが、その軸を大切にしながら生徒達が思いやりの心を育んでいける手法をこの講座を通して学びたい。

◎ 何を大切にするか、どういうクラスにするかを聞いたり、考えたり、実践し反省したりすることで約2ヶ月が過ぎた。こうした時期に教えていただくことで大変勉強になった。特に「背景を読み解く」ということが勉強になった。以前、保護者から子どもの人間関係についてお電話を頂いた。その子はクラスでも明るく、暗い顔など見せていないので「いったいどうしたのだろう?」と思っていたが、見た目だけではなく、会って話す(足でかせぐ)ことで、その背景を探っていこうと強く思った。

◎ 学級経営の基礎として特に心に残ったことが、「学び続ける中で“自分なり、自分らしさ”を持って実践に当たる」ということです。自分自身、つい先輩教員の真似事ばかりになり、自分の言葉で、自分の思いを乗せて生徒に思いを伝えられていないと感じる場面があります。良い部分は盗みながらも“自分のもの”にするべきだと改めて感じました。また、生徒は誰もが「認めてほしい」という思いを持っているというお話もあり、怠惰な生活を過ごしている生徒も、その本質の部分では「一生懸命にやりたい」「ほめられたい」という自己存在感を得たい思いがあるのだと感じました。




 健康安全教育講座[5月18日(木)]
明治鍼灸大学大学院
 伊藤 和憲 教授
  からだの柔軟性やバランス能力を改善するために

 5月18日(木)に亀岡市小学校教育研究会健康安全教育部との共催による「健康安全教育講座」を開催し、明治鍼灸大学伊藤教授から「からだの柔軟性やバランス能力を改善するために」という演題で講演をいただきました。
 子どもたちの現状を見るとき、体と心の状態が気になるところですが、日頃の食生活や生活習慣と深い関係があることを改めて気づかされました。講座の中で実際に体ほぐしの運動も行い、理論と実践が伴った研修となりました。



参加者の感想(一部抜粋)
◎ 自分でストレスに気づき、対処法を知らせることで、ストレスサインを見つけ出せる力をつけることの必要性を知りました。睡眠できない子には生活習慣でお風呂に入ればもう寝る時間だという睡眠へのパターンを脳に記憶させるという方法があるんだということも知らなかったので、子どもたちや保護者の方にも伝えていけると思いました。病気予防には自分にプラスに考えることで、実は病気になりにくいということも驚きでした。生活習慣を通して健康を保つためにいろいろな取組があるので、それを教師として伝えていきたいです。

◎ 以前の検査では、体の大きさや形を測るものであったが、今は機能を測り、その人の内面や生活習慣を読みとくものになってきていることが分かりました。子どもたちが運動不足であり、筋肉が固くなることで姿勢が乱れるということや、固くなる原因がストレスや栄養、環境などといろいろあることがわかりました。眠るためにはそのためのルーティンが必要なこと、体を休めることが必要だということで家でも実際に試してみたいと思いました。季節と体調の関わりはとても興味深く、病気を予防する前のセルフケアは大切だと思いました。

◎ これまでは使いすぎが原因で身体に異常が起こっていたが、今は運動不足から異常が起きている子どもが増えているということが驚きでした。授業をしていても子どもたちの姿勢のゆがみが気になっていました。簡単なチェックを教えていただいたので、早速、子どもたちとやってみたいと思います。寝る時間が遅く睡眠時間が足りていない子も多いので寝やすくなるルーティンを教えていきたいです。自分の体からのサインを見逃さずうまく付き合っていけたらいいなと思います。

◎ 子どもたちがのびのびと学び成長していくために最も重要なことは、心身共に健康であることだと改めて考えることができました。食生活や生活習慣の乱れ、運動不足は日々子どもたちを見ている中でも感じている課題です。それらを放っておいて規律正しく学習することだけに力を入れても良い学びは得られないということを改めて学びました。楽しみながら行えるストレッチや心がほぐれるような活動をバランス良く取り入れながら日々の学習を進めていきたいと思います。




総合的な学習の時間[5月18日(木)]
京都府南丹教育局 上島 あかり 社会教育主事兼指導主事
 
 「総合的な学習の時間」で大切にしたいこと

 5月18日(木)に亀岡市小学校教育研究会総合的な学習の時間部との共催で研修講座を開催し、南丹教育局上島社会教育主事兼指導主事から、「総合的な学習の時間で大切にしたいこと」と題して総合学習の実践のポイントについてお話いただきました。これからの社会に生きていく子どもたちには、新しい時代に必要とされる資質や能力を身に付けることが求められます。「情報を活用する力」や「問題を解決する力」など様々な力をアクティブラーニング等で培い、総合学習が充実するように研修を深めました。 

 

参加者の感想(一部抜粋)
◎ 総合的な学習の時間では、これからの社会に必要な生きる力を育てるために必要な時間だと分かりました。さらに、子どもたち自身が成長できた、変われたと感じられるような内容を工夫しなければならないと分かりました。また、地域や人と関わり合うとで、子どもの自己肯定感を育むことができると分かったので、単元を設定するときに積極的に活用していきたいです。

◎ 総合で何をしたらいいかと考え悩むところですが、今日のお話で「何を」ではなく「どう学ぶか」が大事だと聞いて、少し力みがとれる気がしました。その中で『自己肯定感』ということが大切なキーワードであることを改めて思い出しました。考えさせたいこと、気づいてほしいことを前面に出してしまいがちでした。今後の学習を進める中で頭においておきたいです。

◎ 国語や算数では毎時間めあてを明らかにしたり学年を見通してつけたい力を考えたりすることがあっても、総合では甘くなっていたように思います。深い学びにつながる教科だからこそ、大切にしていかなければならないと分かりました。他の学校での取組を参考に、より良い活動、より良い学びができるよう、学年で話し合って進めてみたいと思います。

◎ 「総合的な学習の時間がなぜ誕生したのか」、「どのような学習なのか」、基本となる部分と指導要領の改訂に向けての部分を合わせて詳しくお話いただいたので大変よかったと感じています。学年や単元の連続性について考え、近隣小学校や中学校と連携を図っていきたいと思いました。また、めあてをしっかり押さえて学び方や学んだことをポートフォリオに残し、評価に生かせるようにしていきたいと感じました。児童自身が自己の成長に気づけるような学びの時間にしたいと思います。

◎ 子どもたちが生きる力を身に付けるために総合的な学習をする意義があること、地域との関わりを積極的に行っている子どもは実際に自己肯定感が高いということが調査で明らかになっていることを知りました。毎時間のめあてを明確にし、情報収集をして探究的な学びにつなげていくことが大切であると感じました。

◎ 総合的な学習とは何か、ねらいや学習はどうなのか、講座を聞いて大変勉強になりました。1年の学習を単発で終わらせないために、前の学年でどんな学習をしていたのかを踏まえて見通しを持って計画的に行うことが大切だあることが分かりました。アクティブラーニングの中で「思考」を活性化する必要があることが分かりました。


 情報教育講座[5月18日(木)]
京都府警 石川 千明 ネット安心アドバイザー
サイバー犯罪から子どもたちを守る

 5月18日(木)に亀岡市小学校教育研究会情報教育部との共催による「情報教育講座」を開催しました。 
 ネット環境が急速に発展する中、子どもたちがネット被害に遭う事案が増加しています。子どもたちのネットを巡る現状と問題点を京都府警石川アドバイザーから具体的な事例を通してお話をいただきました。子どもたちが学習を通してネットいじめが減少した事例など、情報モラル教育の推進に多くのヒントをいただきました。




参加者の感想(一部抜粋)
◎ インターネットが発達した世の中で一見便利に思えることも多いが、負の部分も多くあることを子どもたちに伝えていかなければならないと思う。日常での言葉のやりとりが希薄であるために起こるトラブルやネット依存を防ぐために、子どもたちの生きている現実に目を向けさせ、楽しさを味わせていくことがこれからもっと重要になってくるのではないか。大人にとっても未知な部分が多いインターネットの世界をよく知り、子どもたちとともにルールを作っていきたいと思う。

◎ 神戸の学校でサイバー犯罪の学習会を年間2回実施し、ネットトラブルやネットいじめが大幅に減少したというお話が印象的でした。コミュニケーション力が低い子どもたちが高度な情報ツールを使っていることで起こっているトラブルがほとんどということなのでしょう。未熟な児童・生徒が狙われている現状であるということを教員や親がもっと知って、上手な活用の仕方について教えることができるように準備をしていく必要があると思いました。

◎ スマホの長時間利用を見直していかなければならないと感じた。課題として、ストレートネック、睡眠障害、うつ状態、スマホ老眼、昼夜逆転などが挙げられる。スマホを通したインターネットの問題も様々ある。児童ポルノ禁止法、不正アクセス禁止法などが法律で定まられている。スマホでの児童撮影や、ID、パスワードの不正ログインは、特に注意していかなければならないと思った。子どもが架空請求の被害に遭わないために、「急な請求は無視」し、「フィルタリングをかける」「電話をかけない」「お金を払わない」等注意を促していかなければならないと実感した。児童自身がルールを決めるなどしていきたい。

◎ 毎年インターネット、SNSでの問題が新しく出てきて、自分が知っているつもりでも新たに勉強させてもらうことばかりです。講座の中で「同調圧力」の話がありました。LINEやグループトークの中だけでなく日々の教室をみても『その同調は本心か?』と感じる場面も多々あります。彼らにとって同調の良さとは何かをしっかりと今の年齢から知ってほしいと心から思いました。スマートフォン(閉じた世界)とリアル(現実の世界)の話もありましたが、子どもたちにとっては、その境目が曖昧になっているように感じています。LINEは現実かネットは閉じた世界なのか私自身も考え直す良い機会でした。



 生徒指導講座[5月18日(木)]
亀岡市教育委員会 須知 学 指導主事
 亀岡市の生徒指導の現状とその対策について

 5月18日(木)に亀岡市小学校教育研究会生徒指導部との共催による「生徒指導講座」を開催し、亀岡市教育委員会須知指導主事から亀岡市の子どもたちの生徒指導の現状と対策について話を聞きました。問題行動の背景には家庭の子育てや貧困の問題が絡んで解決をより難しくしているのが現状です。生徒指導の基本を踏まえた組織的な対応の重要性とともに、ルールの遵守や人間関係を豊かにする学級経営が欠かせないことを学んだ研修でした。

 

参加者の感想(一部抜粋)
◎ 最近の問題事象には特支が関わったり、保護者の課題が大きくなったり問題が多様化している。そんな中でチーム・組織として生徒指導を実践することが大切だということが分かった。どのように連携を取っていくのか、学校全体をみんなで見ていくことも大切だと思った。情報を共有することや、みんなが同じように指導するということはぜひ実践していきたいと思う。

◎ チームとして動くことの大切さについて特に深く考えさせられました。子どもたちの課題も多様化して、自分の考えや一人のリーダーだけの指導では耐えきれないという気持も持っています。今日のグループ討議では、自分が持つ視点の不十分さをグループで指摘してもらうことでより学ぶことができました。校内でもそういう体制がとれればいいと強く思いました。須知先生の話の中でもあったように細かいベースとなる部分「初期管理」の視点は、常に振り返り全校の教職員でたくさん話し合って一致して指導を進めていきたいと思います。今後の取組に生かしていきたいと思います。

◎ 亀岡市の生徒指導の実態を聞くことができ参考になりました。問題行動が低年齢化しているという事実をしっかりと受け止めていかないといけないと感じました。不登校、虐待など家庭の課題もある中で、学校がどのように関わっていくのか難しい部分もあり対応していくために必要な力をつけていきたいと感じました。問題事象が起こったときに焦ることなく組織として対応していく大切さ、被害を受けた側の気持に寄り添って解決していく必要性を改めて学ぶことができました。

◎ 須知先生のお話を聞き大変勉強になりました。お話の中で特に今の時期、初期管理(教室の掲示物、整理整頓、トイレ、下駄箱、あいさつ)を徹底しようということを改めて思いました。学校や学級が崩れてくるのはいつもそこからだということを今後も常に意識して気をつけていこうと思いました。また、子どもたちの気持ちに寄り添った的確な生徒指導をこれからも勉強し続け実践していこうと思います。



 道徳教育講座[5月18日(木)]
京都府南丹教育局 中舎 良希 指導主事
  道徳の教科化に向けて

5月18日(木)に小学校教育研究会道徳部会との共催による「道徳教育講座」を開催しました。
 講師の中舎先生からは、道徳の教科化に向けて①全校で重点内容を決めることや②学校行事や他教科と関連させて計画を立てるなどの準備が必要であることをお話いただきました。
 また、「お月さまとコロ」を教材に、指導案作りを交流しながら授業の流れを確認することができ、道徳の教科化に向けた具体的な実践イメージを広げることができた研修となりました。




◎ 道徳の授業を進めるにあたって、年間計画や別葉を作成することで他教科や行事と絡ませることができ、学校全体が同じ方向に進み、子どもに効果的な教育ができると思いました。評価は記述で行い、子ども自身が自分の変容を捉えられることで「子どもが元気になる。」という言葉が心に残りました。授業で学んだことが日常生活の行動に現れるようになると素晴らしいと思いました。

◎ 道徳の教科化に向けて別葉や評価のこと、これから準備していくことなどの話を聞くことができ、具体的に何をすべきなのか指針を得られたように思います。教科化に向けて様々なことをしていかねばならないですが、子どもたちの成長のために必要不可欠なものとなってくるので、これまで以上にしっかりと取り組んでいかなければならないと感じました。授業実践に結びつく話も聞くことができたので、中心発問を意識しながら組み立てていきたいと思います。

◎ 道徳を実施するためには、まずは学校の子どもたちにどんな力を身に付けさせたいかを教員が明確に持たなければならないことが分かりました。その上で、1年間の計画を立てることによって目標を達成できるように導けるのではないかと思いました。
 評価についても、担任だけではなく様々な目で子どもたちを見ることによって変化・成長に気づくことが大切だと思いました。

◎ 道徳の教科化に向けて貴重なお話をたくさん聞くことができて大変勉強になりました。中舎先生のお話は今までに何度かうかがったことがありますが、今回も分かりやすく興味深く聞くことができました。
 特に、実際の教材を使って資料読みをしていくと、中心発問を考えるときには挿絵が表している場面を活用すると効果的であること、また、「終末」の部分では導入とつなげた発問から振り返りをすることなど、実践に生かしていきたいことがたくさんありました。あと1年で教科化の節目を迎えるため、これから準備をしていかなければいけないと思いました。 



 特別活動講座[5月18日(木)]
京都府総合教育センター 谷口 英太 研究主事兼指導主事
  特別活動の充実を図るために

 5月18日(木)に小教研特別活動部との共催による「特別活動講座」を開催し、京都府総合教育センターの谷口研究主事兼指導主事をお招きしご講演頂きました。
 特別活動を充実させるための視点として、①「話し合い活動」を見直すこと②学校全体で共通した取組を実施すること③伝統をつくることなど、実際の学校での経験を元にお話になられました。また、発言する力やそれを聞く力だけではなく「折り合いをつける力」の大切さや学級会で単に教師が議題を投げかけるのではなく、子どもたちから提案理由を出し話し合いの柱を立てた上で行うことによって主体性を伸ばすことができるなど、明日からの学級活動にすぐにいかしたい内容のお話を聞くことができました。




参加者の感想(一部抜粋)

◎本講座で児童が中心となる特別活動の大切さを改めて実感できました。本年度6年生の担任をしており、様々な場面で自分の学級の児童が行事を運営・進行することが増え、事前の準備の大切さと、児童が「できた」と感じることができる環境設定の大切さを日々感じています。本日の講座でもあったように、児童の自己肯定感を高めるためには、自分の行動が集団の中で価値付けられることが大切であると思います。今後の実践においても、児童を中心に据えた特別活動を意識していきたいと思います。

◎今回のご講義では、谷口先生に学級活動のもち方を教えていただきました。よく多数決で結果をまとめてしまいがちでしたが、少数意見も大切にするために比べ合うなどの時間をとることで、子どもたちの話し合いの力を向上させていく必要があると感じました。また、よりよい話し合いをするためには、話す・聞く力だけではなく、「折り合いをつける力」をつけていかなければならないと学びました。一方、子どもたちにただ話し合いをさせても力がついていくものではないので、学級会ノートや提案カード、話し合いを進める上で効果的な準備が必要だと感じました。

◎低学年の学活のイメージが持ちにくく、話し合い活動が行えていなかったことに気づきました。しかし、今回のお話で司会のカードを作ったり、話型を示したりすれば取り組めるとわかったので実践してみたいと思います。学活での話し合いは委員会での話し合いでも同じ事が言えると思います。事前の準備で自分の意見を持った状態で委員会の日を迎える方が活発に意見交流できると思うので、次回から委員会でも提案カードを手本に、自分の考えをもって当日が迎えられるようにしたいです。



  教師のためのふるさと学[5月12日(金)]
亀岡市教育委員会 藤田 光宣 指導主事
  亀岡市文化資料館 樋口 隆久 文化財専門官
  ふるさと亀岡の宝物

 5月12日(金)、亀岡市に新しく赴任した教師を対象に「教師のためのかめおか学」を開催しました。はじめに、藤田指導主事から「かめおか学の概要と取組」について講義いただき、かめおか学を通して、地域を担う人づくりを進めることが大きな目的の一つであり、ふるさとに自信を持てる子どもたちを育てたいと話されました。
 続いて、樋口文化財専門官から「ふるさと亀岡の宝物」と題しての講演では、亀岡の史跡や出土品など数多く残る文化財をもとに亀岡の歴史を紐解いていただきました。これから各校で「かめおか学」の実践が始まりますが、亀岡の豊かな歴史と自然、文化について理解を深める研修となりました。





参加者の感想(一部抜粋)
◎ 「かめおか学」は生徒に「生きる力」を身につけさせること、「ふるさと亀岡」に誇りと自信をつけさせることがねらいであることを知った。また、「ほっかほか心、ふるさと大好き、かめおかっ子」の背景には少子化、核家族化、保護者の願いがあると知り、社会生活を営む上での資質や能力を育む力や信頼関係、ネットワークを築くことができる力を生徒に身につけさせられるような取組を行いたいと思いました。そして、夢や目標を実現できるよう確かな学力が身につき、思いやりの心が持てるよう頑張っていきたいと思います。

◎ 「亀岡を担う人材づくり」、これが私たち亀岡市に勤める教員がめざすものだということを学んだ。今教えている子どもたちが将来大人になったときに「亀岡出身」であるということを胸を張って言えるようになってほしいという願いを持った。そのためには亀岡という教材をもとに、子どもたちに亀岡を知り亀岡について考える機会をたくさん提供することが大切だと考える。そういった教材を作り実践に移してこれから積み重ねていきたい。

◎ ふるさと学習はどの自治体でも行われているが亀岡市では「地域を担う人づくり」を目標にして取り組んでおり、少子化、都市化、保護者の願いを背景にした学びを進めている。ただ単に亀岡を学ぶのではなく、何のために学ぶのかということを考えさせられた。地域の児童生徒は「かめおか学」を通して地域に誇りと自信を持つのだろう。亀岡には多くの古墳があり驚いた。地域によって様々な歴史があるとは思うが歴史が町をつくっている。亀岡にはいにしえの営みが息づいていると思った。



  生活科講座[5月10日(水)]
京都府南丹教育局 小川 ちあき 指導主事
  探究的な学習につながる生活科の実践

 5月10日(水)に亀岡市小学校教育研究会生活科部との共催による「生活科講座」を開催し、南丹教育局小川指導主事から「探究的な学習につながる生活科の実践」と題し講演いただきました。
 新学習指導要領の視点を加えながら探究的な学習にするための工夫や注意点について具体的にお話いただきました。心と体と頭を使った活動的で魅力ある生活科の実践のヒントをたくさん聞くことができ、子どもたちにとっても教師にとっても楽しい生活科の実践への意欲につながる講演でした。




参加者の感想(一部抜粋)
◎ 講演を聞いて、教師が余裕と見通しを持って生活科を子どもたちと一緒に楽しむことが大切だと感じました。生活科の指導要領についてのお話や、実践を進めていく上でのポイントを聞くことができ勉強になりました。まずはこちらが魅力的な出会いとなるような仕掛けを用意したり、他教科と関連させながら進めていくことも大切だと分かりました。ビデオも見せていただき、子どもたちの主体的な姿が印象に残りました。

◎ 新学習指導要領では、今よりも関わりや言語力を育てる視点が重視されていることが分かりました。特に、カリキュラムマネジメントの中でのスタートカリキュラムや2年間を見通した学習活動の設定については現場でなかなか確立できていないので、学校で取り組む必要性を感じました。「教師も生活科を楽しんでこそこの教科が光る」という言葉はその通りだと思いました。楽しむためのエネルギーとゆとりを工夫してつくっていきたいと思いました。

◎ 生活科は実際に授業をしていても本当に難しい教科だなと思っているのが本心です。それは植物を育てるにしても春を見に行くにしても長期の計画が必要になるからです。そこにいかに子どもの思いをのせていくかが難しいなと思っています。取って付けたような計画にしたくないと思います。今回の話を聞いて、できる限り、子ども発、子どもの興味関心を大事にしていきたいと思いました。テーマは工夫次第で考えられそうなので、もっと子どもの成長を見つつ授業を楽しんでいきたいと思いました。

◎ 生活科の基本的な単元の流れが他教科の基本となるというつながりがよく分かりました。どの教科においても出会いとなる部分はとても大切だと思います。探究的な学習のポイントは、児童が自分なりの思いや願いなど問題意識を持って追究してしていく主体的な活動であり、児童にとって切実性のある学習だということも実感しました。人ごとではなく、「わがこと意識」をもって進めていける学習につなげていければと思います。




  算数科講座[5月10日(水)]
京都府総合教育センター 平山 孝次 主任研究主事兼指導主事
  算数科における主体的・対話的で深い学びとは

 5月10日(水)に亀岡市小学校教育研究会算数部との共催による「算数科講座」を開催し、京都府総合教育センター平山先生から、新学習指導要領の方向性や単元、授業構想等について「主体的・対話的で深い学び」に焦点をあてながら講演をしていただきました。
 各教科で学んだものの見方・考え方をもとに自分なりの答えを導き出す力を育成することがこれから求められ、アクティブラーニングの視点に基づいた授業改善を進めていくことの大切さについて学びました。




参加者の感想(一部抜粋)

◎ 子どもたちが自分の知識を活用するためには、自分から学ぼうとする意欲をかき立てることが必要だと分かりました。そのために子どもたちの身近にある言葉を使った問題を提示すると良いと分かりました。また、振り返りを書くことも次時への見通しやつながりを感じることができるので重要だと思いました。算数では自分の知識や考えを使うことの楽しさを感じられるような工夫が必要だと思いました。また、言語活動を充実させるためにも日々の授業の中で取り組んでいくべきだと思いました。

◎ 算数のおもしろさは、答えは一つだけど解き方は様々であるということです。それまでに学んだことをいかに活用できるか、これが大切だと感じました。授業をする際にも解き方の過程を見て評価できるようになりたいです。そのために、児童のつぶやきを拾い深い学びになるよう工夫して指導していきたいです。子ども一人一人が「分かった」「できた」と思える授業、また、クラスみんなで学び合っているという空気の中で学べる学級をつくりたいです。

◎ 「既習内容を使って解けないか」と未習内容に向かおうとする姿勢を身につけさせることが大切だということが改めて分かりました。言語活動についても分かっている子が一方的に教えるのではなく、個々の考えを持ち寄って話し合い、学び合える活動が重要だと感じました。ねらいに向かった言語活動になるよう、焦点化し視点の分かりやすい授業を心がけたいと思いました。

◎ 自分の学校で今年度よりさらに研究を深めたいと考えていたのが「主体的な学び」と「学習形態の効果的な使い方」である。また、向上させたいのが言語面の力であるので今日の講演は大変参考になった。児童が「分かった」と思える授業が大切であるが、他の児童と意見交換する中でさらに学びが広がり深まると思うので参考にしたいと思う。




国語科講座[5月10日(水)]
京都府総合教育センター 伴 昌也 研究主事兼指導主事 
  言葉の学習を読みに生かす授業 ~教材を通して学ぶ~

 5月10日(水)に小教研国語部との共催による「国語科講座」を開催しました。
 講座では、京都府総合教育センターの伴研究主事兼指導主事から、「伝統的な言語文化と国語の特質」をテーマに新指導要領改訂における「知識・技能」についてお話をいただきました。始めに国語科は言葉による見方・考え方の力をつける授業であること、言葉にこだわる授業づくりの大切さをお話になり、後半は、具体的な単元計画の立て方を2年生の「かくれんぼ」を教材に実習を交えてお話いただきました。また、実際の授業では、全体読みからねらいを持って中身を読み取ること、内容(何が書いてあるか)と形式(どう書いてあるか)を行き来しながら読み取ることなどの大切さを教えていただき、すぐにでも授業の中で活用したくなるようなお話でした。




参加者の感想(一部抜粋)
◎今回の国語部の研究主題が「読むこと」をテーマにされていて、その中で伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項をどう関連づけていけばよいか分かりませんでしたが、今日の伴先生の話をお聞きして、「言葉」と向き合うことの大切さを改めて学びました。説明的文章が苦手だなと思っている子に対して、どのような指導で進めて行けば理解できるのか悩んでいましたが、こちらが最後の完成形をしっかりと考えた上で、学びのプロセスを考えるべきだと分かりました。主語や述語の大切さをいつも意識しながら授業を構成したいです。

◎「言葉との信頼関係を築いてほしい」とおっしゃったのがとても印象的でした。確かに主語、述語、修飾語といった言葉はその言葉を学習したときにしか使えていないような気がします。一つ一つの言葉の持つ意味や言葉と言葉の関わりを大切にして読んでいくことによって全体の文章がすっきりと分かりやすく見えてくるのを実感しました。「言葉を大切にして読み進めていく」ことをもう一度見直して、今後の授業に生かしていきたいと思いました。そして、子どもの言葉の力を伸ばし高めていくことで、一人一人が「自分の思い」を「自分の言葉」で話せるようにしていきたいと思いました。

◎本日の講義をお聴きし授業を終えたときにどんなことが学べていると良いか、また、それができるようになるためには、授業をパズルの様に全体を見通して組み立てていくことが有効だとわかりました。文章の内容と形式を両方、行き来しつつ、他の文章でも活用していける力をつけさせたいと感じました。また、全体を捉えつつ、言葉に着目して細かい読みを進めて行くことや、教えるべきことは教え子どもたちが検討する視点を定めていくことも大切であると思いました。



教育講演会4月26日(水)
文部科学省初等中等教育局 直山木綿子 教科調査官
 新小学校学習指導要領における外国語教育
~これまでと変わることと変わらないこと~

 4月26日(水)に教育講演会がガレリアかめおかで行われました。亀岡市では平成32年度の学習指導要領改訂を前に来年度(平成30年度)から3・4年生の外国語活動、5・6年生の外国語科(英語科)の先行実施を行います。講演では文部科学省から直山先生に来ていただき、外国語科導入の経緯と、具体的な計画、実際の授業場面を想定した話をしていただきました。
 当日は市内の小学校教員をだけでなく、中学校や保育所からも合わせて350人の先生方が一堂に会し、これからの外国語科・英語科の方向性を確かめる貴重な時間となりました。




参加者の感想(一部抜粋)
◎「アルファベットの書き方を丁寧に教えてほしい。文字との良い出会いをさせてあげたい。」という先生のお話に、1年生を担任したことを思い出しました。初めて習う平仮名をゆっくりとよく見て書かせ、文字が書けることで手紙が書ける、作文や記録が残せる、すごいことを教えているのだということを思い出しました。
 資料の計画例を見てハイフレンズとの関連や意図が分かりました。導入されたらこれらを参考にしたいと思います。今日はありがとうございました。

◎今回の講演で一番強く感じたのは、小学校での外国語教育はどのようにに英語に触れさせるか、 楽しく感じさせることができるかということです。文法やスペルを理解することも大切ですが、まずは英語でやりとりをすることの楽しさを伝えたいです。また、外国語の授業で、クリアボイス、ジェスチャー、スマイル、リアクションが大切と言うことも学びました。特にリアクションをするには指導者側が子どもの言うことを理解して、色々なパターンで返す力が必要だと思いました。
 6年生で過去形を習うときに規則動詞ではなく不規則動詞から学ぶのは子どもが聞き取るときに分かりやすいからという理由を聞いて納得しました.授業中、話す中で子どもたちが少しずつ英語を話せるように、より身近な話題から授業を展開する事の大切さを感じました。

◎これから先、世界の中で活躍する子どものために、今、学校全体で取り組まなければならないと感じました。外国語の導入がどのような考えのもと、子どもたちにどのような力をつけさせるのか分かりやすく学べました。(例えば各文字への出会わせ方や発音等)小学校の学びが中学校で生かされさらにその後に続いていくよう、小学校教員の立場からしっかりと考えなければならないと思いました。

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